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プラネット・マスター
空想遊戯/1992.06.05-07/明石スタジオ@高円寺/作:よもぎ尚ぶ/演出:小粥よう子


■飛田さんの役
 DR(でぃー・あーる、科学者)

■おはなしと感想
 初めて見た飛田さんのお芝居でした。世界を破滅させかねない爆弾と、軌道エレベーターをめぐる物語。DRは少々小汚い白衣にボサボサの長髪、眼帯を掛けているので片目でぎろっと人を睨むという風貌。マッドサイエンティストではあるんですけど根は善人という感じでした。先の爆弾の話と、押火淳さん演じるコギト(軍かなにかの司令官だったのかな?)と軌道エレベーターのエレベーターガールの恋の物語が並行して進み、ラストはふんわりとしたものだったと思います。小屋についた時には始まっていたのと、もういい加減前の話なのでよく覚えていないのが残念です。

■うらばなし
 出待ちなどということはこのときは出来なかったのでありました(雨だったし)。後日お会いしたときにちょっとお話をさせていただきました。

 実はこのときの飛田さんの長髪はとある願懸けによるものだったとか(内容は秘密とのこと)。それをそのまま役に生かしたのだそうです。眼帯は稽古中かなにかの事故で目を傷めてしまったからなのだそうです。

 「DR良かったですよ!」とお話したら、「あのジジィがですか?」というお応え。今となっては「しましまとらのしまじろう」のめぇめぇ博士とかのラインなのですが、当時はかなり意表をついたキャスティングだと思いました。

 しかし「あのラストってまるで『イデオン』だったんですね〜」という言葉が出てくるあたりが、飛田さんは侮れないのであります(^_^)←この飛田さん自身によるコメントがあまりにも強烈だったため、内容の記憶がすっ飛んだという話も……。



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