BLUE EYES

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◆ むいむい星人の寝言 ◆

− 2003年09月 −

 09月02日(火):《RELAX》番外公演 ハミングバード・トラップ

 初めて初日に行ってきました。細かい感想は千秋楽を待つとして、ほんと初日なのか? ってくらい人が居たような。でもさすがに土日よりは空いてるし、このくらいの方がゆったりしていいかなーとは思うのですが。

 見られないけどどんなの? という方は《RELAX》公式サイトの稽古場レポートを参照のこと。ただしネタバレになってるんで、これから見に行く方は後にとっておく方がよろしいかと。

 しかし前日が〆切の仕事してて、それが本当にギリギリまで掛かってしまったもので、突然初日に出向いてしまったんですが、ご一緒してくださった方がいらしてほんと良かったです(^^) ありがとうございました。色々お話して芝居を反芻できるのがいいなぁと。でも所詮はトビタスキーなんで、あぁやっぱりこのお声が好きなんだ〜とかってところに落ち着いてしまうんですが。いやほんと格好良いんです。飛田さんも戸部さんもサリーさんも他の皆さんも本当に格好良かった(i_i)

 09月03日(水):電撃祭3・シーマ様におまかせ

 1週おきの「今週の電撃戦隊チェンジマン@東映チャンネル」。

 #9「輝け!必殺の魔球」高知南国高校野球部出身の剣。「ドラゴンボールが見たい」なら724ch・ANIMAXを(同案多数)。当時の同人誌にもあったけど手間掛かる魔球。爆発物専門家の大空さん謹製の硬球仕込みの爆弾を手に、剣は友人を傷つけてから封印していた消える魔球を投げる。ちゃんと野球部のユニフォーム着てるのがお茶目ではある。

 #10「恐怖の無人車軍団」シーマにころっと騙される疾風。ウーバの時にも顔見てなかったか? とっつかまる疾風さんとか、投げ出されてごろごろ転がる疾風さんとか、それでもさっと髪を整える疾風さんとか、女性に花を贈る疾風さんとか、とにかく疾風さん萌え。でもラストの花については疾風さんが正しいと思うよ? 花に罪はないんだから。

 #11「SOSココとキキ」宇宙から何か降ってくれば大空さん担当なのか。ココとキキも星を守るために、危険を省みずダイヤを求めて地球にというあたり、チェンジマンのスケールが良く出てる話。ココとキキの宇宙船の落下した周囲にまだ雪が残ってるのが初盤ならでは。

 #12「ママはマーメイド」母から離れて育てられたシーマが、地球の子供達から母を奪う。それでも平気そうな姉弟にシーマが目をつけると踏んださやかは、姉弟のガードに。母を亡くした姉弟なら今度のことも無理もなく、1日だけママにという約束で後楽園ゆうえんちで遊んでいたのだが……さすがにその台詞はないでしょ、さやかちゃん。それでも1日だけのママという気持ちに偽りはないと、その思いを貫く。ラスト、麻衣が「さやかは良いお母さんになるわね」というのに疾風が「だども、夫婦喧嘩になったら大変だべさ」と訛るのが可愛い。しかし男3人でコーヒーカップ乗るかい(^^; シーマの悲しみも描いていて、敵とはいえ一筋縄でいかないのがチェンジマン。

 今回はシーマ様目立ちましたね(#9・11はブーバ担当なんですが)。冬服はここまでで、#13から合服に。

 09月03日(水):GX第二十四話「ダブルエックス起動!」@ANIMAX

 感想日記復活。折からの雷雨でOP終了と同時に受信不可になり、LDで見ましたってごく最近も見てたんですが何度見てもえぇのよGXは。

 未来を変えるための力を得るために、ガロードとカトックは海へ。あんなデカイ船の後ろには大波が立ってるだろうに泳げるのか? とは兄貴。今回は特にご都合主義なんだからそんな細かいこと言ってちゃ最後まで見られませんでしてよ(^^;

 ゾンダー・エプタとアイムザットの船の双方で白兵戦。前回ロアビィが撃ってたデカイ獲物(ダグラムのTWOミサイルみたいなの)を構えるキッドだとか、皆キャラ立ってていいよなぁ。そしてエニルは密告を詫びるように医者に胸元を開いてみせる。「充分すぎる」ってイイ顔してんじゃねーよ医者(^^; エニルのサンダルキックで2人の兵士が倒れ、黙って見ていた医者と逃避行。反則には反則ってのもなーもう好きにして。

 未来を変えるために戦う皆の思いを感じるティファ、そしてジャミルも動き出す。回し蹴りだわタコ殴りつか透過光背負って登場だわで今回のジャミーは妙にかっちょえぇのでありまするよ←喜びすぎ

 ガロードとカトックはDXに辿り付くもGコン無しでお手上げ。塩味のガムを食べる勇気を7年間持ち合わせない自分です(^^; DX用のGコン片手に余裕のアイムザット、しかしGX用のGコンは既にティファの手に。「私も、未来に逆らいたくて」ってティファ可愛えぇ。「良いもんだなぁ」しかしそこへお約束の銃弾、何故そこで無謀にも盾となるのかカトックのおっさん(i_i) 死に場所を探していた彼は、どこか満足しているようにも見える。「過ちは、繰り返すな」それは彼の遺言となり、彼に託された力――DXを駆ってガロードは脱出する。やはり脱してきたフリーデンに二人とカトックの亡骸を託し、ガロードは追撃のバリエントを8機撃墜。その頃アイムザットはカテゴリーFと呼ばれたフロスト兄弟の凶弾に倒れ、極東軍のMSの大群を目前に、ガロードはその銃爪に手を掛ける。カトックの言葉が脳裏に蘇り、躊躇いつつもツインサテライトキャノンを放つ。ゾンダー・エプタは炎に包まれ、極東軍は無傷のまま撤退していった。

 カトックの亡骸を海に葬り、一人敬礼するジャミル、ってのがね。同じ頃、ブラッドマンは「過ちを繰り返さない」と口にして新連邦樹立を宣言する。それを聞く兄弟の思惑は――次のステージ、エスタルド編へ続く。


 09月04日(木):GX第二十五話「君達は希望の星だ」@ANIMAX

 「あの時、俺は新連邦軍にサテライトキャノンを撃てなかった。でもあれで良かったのか? 繰り返しちゃいけない過ちって……」カトックの遺言を思うガロード。フリーデンを発見する兄弟。相変わらず崖の上が好きやね。兄弟の「悪いこと」が待つ戦乱の地エスタルド。

 エスタルド政府はフリーデンの噂を聞きつけ、ガスタール・ノーザンベルとの同盟軍と共に新連邦に対抗するための協力を要請する。乗り気でないロアビィ、生返事のガロード。このガロの横顔がうっかり萌え。そこへ空襲警報が鳴り響き、ジャミル達も一般市民と一緒に避難する。静かになった街は焦土と化していた。「やろう、ジャミル」ガロードに頷くジャミル。

 新連邦が出てきて一層無口になったジャミルの話をするトニヤとシンゴ。含蓄のある言葉を口にするシンゴ、その言葉にトニヤが思うのはエニル。医者役得ってのはともかく、エスタルド編はそれぞれの迷いが答えを求める物語であり、エニルも例外ではないんですね。出撃前にティファに会いにくるガロードが可愛い。それに応えるティファが可愛い。

 同盟軍が新連邦軍を引き付けて、空爆機の発進基地をDXで叩くという作戦が開始される。「君達は希望の星だ」とリー将軍の言葉は強い。これで乗る人と、冷める人が居るんだけどね。「いつものお仕事と違う」と、キレのないロアビィは後者。ガロードは第11空軍基地を目前に、兄弟のガンダムに捕まってしまう。DXで力任せに弟機のカニバサミを振りほどき、兄機を蹴り飛ばし、隙を見てサテライトシステムを展開する。マイクロウェーブが周囲の草を一瞬で炎の海に変え、兄弟がたじろぐのがまたイイ。そしてガロードは基地に向けて銃爪を引く。これで、あの街は救われるのだと信じて。後でちゃんと消火しとけよ、大切な森なんだから。

 作戦は成功し、リー将軍は自ら握手を求める。ティファがふと気付くと、エニルはフリーデンを去っていった。そして兄弟は「いよいよだね、兄さん」「そうだ、いよいよだ」ってもうこの兄弟完璧にお笑い担当になってるよー(^^; いよいよの悪いことは次回なんですが、もうこの予告格好良すぎ。唯一のウィッツ予告なのにねー。

◆本日の更新:カミラボ:GX:DX編つっこみ更新。あとTOP絵も変更。研究室更新履歴には入れていません。

 09月04日(木):世界忍者戦ジライヤ #9〜12

 #9「ワナワナ罠のパコ作戦」フクロウ男爵って、鎖国の折に弾圧されたキリシタンの霊を弔うのが目的じゃなかったのか? 何か急に神の博愛を説かれてもアイアムよく分かりまセーン。今回のフクロウ語は結構まともな英語だったんだけど、鉄兜? が脱げた下にまた覆面って宇宙メダロッターXかあんたは! とか言ってたら、まんま同じように崖から落下してましたよ。「アイシャルリターン!」とか言ってたんで、「惜しい男を……」とかって哲山先生の台詞に関係なく再登場してくれるものでしょう。アイアムその日をビリーブ。

 #10「生か死か!霊幻忍法の恐怖」#11「怒りの闘破・真っ向両断!!」横浜編というか中国忍者編。怪しすぎる少女に近づくなよ学〜。しかし「ヤング」ってのも時代やね(^^; 漢忍緑龍はコットポトロ顔、そして今一人現れるのが火忍チャンカンフーの息子←この名前で登場。固有名もないんかい。レイが国際秘密捜査官だと知ってる哲山先生って一体。竜は香港で漢忍緑龍と何度も対峙しつつとどめをさせなかったと話すが、彼に命を狙われて生き延びた奴は居ないとか言ってたのと微妙に合わんぞ? レイは闘破の危機にその瞳を光らせてエネルギーを放出、闘破を救うものの自分は眠り込んでしまう。んで、ジライヤスーツを直してくれる聖衣直し職人じゃなかった謎の博士、スターウォーズ計画から逃げてきたってのが時代だなぁ。で、これで第二装着つーかアイマスク付けちゃうのね。あの目が覗いてるのが好きだったのになぁ。しくしく。
 兄貴に「闘破が大きいの?」と聞かれて、闘破が大きくて突破が小さいんじゃないかと答え。えーいでもそれが萌えなんだ。あの小さな体が綺麗に動くのが見ててとても気持ち良いのですよ。折角カンフー遣いとの対決があったので、緑龍VS突破たっぷり見たかったなぁ。そういやロケ地は横浜の赤レンガ倉庫だと思うんですが、当時は落書きだらけだったのね。

 #12「折鶴のペンダントは愛の誓い」抜忍を追う紙忍折破。オルファならカッターだろってそりゃそーなんだが、腰の鋏でちゃんと紙切りをするんだからカッター持っててもおかしくないぞ。お話はまぁ定石なんだけど、紙忍折破って機動刑事ジバンに転職するのね。久々にキッチンの闘破だのぞうきんがけしてる闘破だの見られて良かったかも。


 09月05日(金):《RELAX》番外公演 ハミングバード・トラップ 千秋楽

 初日マチネで見てたんですが、元々予約してたのが千秋楽だったのでまた行ってきました。話が分かっていても、作りがしっかりしているので何度見ても面白いんですね。あっこんな所からきちんと伏線張ってたんだ、という細かい所を見たりとか、お話を進めてる人の台詞を横耳に聞きながら、他の人の表情を見たりとか。台詞主体のストレート・プレイではあるんですけど、台詞がないとか表情を見せない芝居がよく練られているのが《RELAX》ならではのものです。

 《RELAX》10周年ということで、《RELAX》以前のEHC時代の演目の再演なのですが、最近の舞台に比べるとお話が分かりやすいというか、練られているけれどもシンプルなもので、《RELAX》入門編にはよいかなぁという感じ。いえ最近のは最近のでほんとよく出来てて、ちゃんと笑える部分もあって良いんですけどね。今回のはマリア・J、マックス、ルイってあたりでちょろっとくすくす、という程度で全体的に重いトーンなので(そりゃ2回も殺人事件が起こってればなー)。

 しかしまー、ほんとこれ原点なんだなと。ここからあっちへ行ったりそっちへ行ったりとその後展開していくんだなーというのがよく分かったので、常連にはそういう楽しみもあったような。これをやってしまうと、戸部さんにお伺いしたことではあるんですが、次の再演は「ペナルティー・マリア」しかないような気がするんですよ、やはり。

 《RELAX》公式サイトの今回の稽古場レポートにあるEMIさんのコメントにもあるんですが、現実にあぁいったことがあって、事実は小説より奇なりとはよく言ったものだと。ただ一方では、9/3付朝日夕刊で、米国で死刑は陪審員によるものだけとし、それ以前のものについては無効とするとされ、100件ほど対象になってるとかって記事に目を止めてみたり。日本でも陪審員制導入とか話がありますけど、じゃああんたやってね、と言われて法廷に立つ自信があるひとってどのくらい居るんだろう。マリア・ブラウンの握り締めたものの重さは、2回見て重みを増したような気がします。

 最後は軽く。老け役もぐーなサリーさんと、もう言葉もありませんっな戸部さんと飛田さん好きだ。今回若手さんも凄く良かった(^^)


 09月05日(金):GX第二十六話「何も喋るな」@ANIMAX

 運命のカードを切るあにあに。第一の男はアフリカ戦線の白い死神と言われたデマー・グライフ。「白が良いんだ!」って、そういや最近白装束集団の話聞かないなぁ。

 エスタルドで国賓並みの待遇を受けるフリーデン。ティファがぱくぱく食事してるのがちと意外。「政治とか戦争の話が好きな動物」の男達は政府首脳の会議に同席。ガロードはエスタルド国家主席ウィリスと話す。ガロードを羨ましがるウィリス、彼の気持ちも分かるというガロード。その脇で置いてけぼりにされるティファ。エニルが去って無理に明るく振舞うトニヤは、同じ「寂しいよーってオーラ」を出しているティファと二人並んで空を見る。サラにとっては多分、いつものことなんでしょ。

 エニルは海を行く船の上でトニヤに詫びる。「あの人、許してくれるかな」彼女の向かう先は勿論……。

 新型のガディールにボコにされたエアマスターのパワーアップ。リー将軍と意気投合するウィッツ、話に乗って一緒に笑うキッド。何だかこういう憎めないジジィって嫌いじゃないなぁ。一方先の会議を中座したロアビィは、エアマスター・バースト(名前出てないけど)を前に自由の為の戦いを口にするウィッツから目を逸らし、フリーデンを出て行ってしまう。#4からロアビィのキャラはちゃんと筋が通ってるし、ウィッツも#15でのアメリカの農家の長男的キャラがそのままなんだなーって感じで。ウィッツを見遣るガロードを見て、俯くティファ。

 コードネーム・サクリファイス――同盟国間に元々存在する民族問題を利用する新連邦の作戦が開始される。生贄とされるのはノーザンベル。エスタルドとガスタールは軍を派遣する。ウィッツとガロードも志願し戦場と化した街へ急行するが、そこに待っていたのは新連邦の白いMSコルレルだった。極限まで軽量化したため敏捷性は常識を覆すほどだが、その代わり武器はビームナイフ1本。うわっ何だガンダムファイトかこれは! という感じでコルレル凄い好きなんですけど。1対1を望んだためエアマスターは弟機が引き付け、ガロードは何とかコルレルを撃退するも、その間にノーザンベルは新連邦に無条件降伏してしまっていた。「俺達、一体何が出来たんだ?」と問うガロードにウィッツは一喝する。「何も喋るな」無言のまま、撤退の隊列が進む。一方酒場のカウンターに一人のロアビィは、ピアノを弾く黒髪の女性に目を止める――続く。

 09月06日(土):SEED PHASE-47「悪夢は再び」

 さすがにあと1月を切ったところで「ガンダムのお約束」ラッシュ。タイムリーにもPS2の「めぐりあい宇宙」が出たばっかりなんですが比較は止そう。今回の主役はやはりジュール隊の隊長さんでしょうか? 何気にランスローっぽいポジションにも見えますが。てゆーか主役誰よほんと(ぉぃ) 本編→外伝はともかく外伝→本編というネタは知らん人にはきついぞ、と思いつつ、分かる人にだけ分かれば良いという言葉はあるんだけどさ。しかしどう考えても「ASTRAY」の方が王道だと思うよ……。

 んで、《RELAX》の舞台を2日に渡って見に行って、何で観劇後の食事時の話題の3分の1が両日ともSEEDネタだったんだろうか。ま、どういう展開をしようとも注目しているのには間違いないんですがね。やっぱどうにも例の記事は核相当の爆弾だったよなーという気が。表現については記事のまとめ方の問題であって、ニュアンスは異なるのかも知れんけど、にしても(以下略)

 つか、《RELAX》って大人の芝居をちゃんとやってくれるんで、それに酔ってりゃ良いんだけど、何分気持ち良い酔い方が出来るような内容ではないんで(どうにも重いのよ)、つい逆方向へ走って悪酔いしたような気分――というのはいささか言葉を遊びすぎか。繰り返しになるんですが、《RELAX》の芝居で楽しめる「行間を読ませる演出」ってのが、SEEDではどうにも物足りないんだ、みたいな感じですかねぇ。部分部分では面白いところもあるとは思うんですが。初盤は確かに面白かったのだし。

 結論が出る前だから早いかなと思いつつ、じゃあSEEDがどういう作品だったら良かったの? という命題に対して、せめてここをもっとこう、あそこを……とか考えてみると、1stよりΖに近くなるのはどういうことだ(^^; ま、Ζは初の「1stのやり直し」作品ではあるんで仕方ないとは思えど……違うだろ、それは。とも思う今日この頃。


 09月07日(日):清水義範「もっとどうころんでも社会科」&萩尾望都「A−A’」

 《RELAX》の舞台を見に行く途中、品川駅構内の書店を覗いて車中に読む本をげっとしてみたり。

 初日は、清水義範「もっとどうころんでも社会科」。「おもしろくても理科」から続くシリーズで、日本人の土地信仰は「班田収受の法」から始まり、現在の相続税制はまるで「三世一身の法」だとか、「上野介の忠臣蔵」の取材旅行記など、最近の清水本のネタ発見ーだとか、毎度ながらの面白さ。サイバラの漫画も結構ぐさっとくるものがあったりして、つい読み返したり。そういや少し前に、納品の帰路に「この本の重さはストレスの重さ〜」と言わんばかりに山ほど本を買った時のことは書けてないな(^^; あれはあれで結構楽しかったんだけど。文庫6冊のうち5冊が清水本、あと1冊は別の人だけどこの解説が清水義範だったとか。

 千秋楽は、萩尾望都「A−A’」。とりあえず文庫で集めてることもあって殆どが初見だったものの、「きみは美しい瞳」は秋田文庫の「モザイク・ラセン」にて既読。キャラがどうにもアンジェリークのオスカー&リュミエールに見えてしまうんで、メールデールの声はまんま飛田さんの水様声な脳内。しかし一番古いものから最新のまで13年経ってて、絵柄はがらっと変わっているものの、流れているものは毅然としていて、その美しさに圧倒されるばかり。

 うゎっ泣く。このラストにゃ泣くーな「A−A’」(81.08)、一角獣種の設定の続きで「4/4 カトルカース」(83.11)にも泣く。共鳴型ESPのモリの話の続き「X+Y」(84.07-08)は幾分軽め、でもタクトとモリが幸せならそれで良いよと微笑ましく。一角獣つながり?で「ユニコーンの夢」(74.04)は丁度ポーとかトーマの雰囲気、「6月の声」(72.04)はほんと6月でしかあり得ない話、そして先述の「きみは美しい瞳」(85.08)。これがまた綺麗なんだよなぁ……。しかし70年代のはきっちり男の子と女の子の少女漫画なんだが80年代の多くは(以下略) いや自分は良いんですけど。ううう「残酷な神が支配する」はあの長さに二の足踏んでるんだけど完結したのだから読むべきか。いっそ最新作「バルバラ異界」に手を出すべきか。

◆本日の更新:とびだす。:ほっとにゅ〜す&ばんぐみひょう関連と、「ハミングバード・トラップ」れぽ〜とup。

 09月10日(水):TV Bros 9月13日号

 近所のスーパーで、カートを押している笑顔の男の子を見掛けた。カートの先頭にあったのがSEED表紙のBros。雑誌の棚を探してもないのはSEEDだからか? あの男の子もやはり好きなんだろうか。逃したとなると何だか悔しくて、コンビニでげっと。

 で、監督の記事。いい加減残暑に茹った頭が煮立つ感じだが、そもそも想定される読者はファーストとSEEDしか知らない人だろう。そう思えばこういう言葉が出てくるのかなとは思う。「NTに対するアンチテーゼ」と言われて、んなもん7年前とか18年前に既にやっとるわいと言うのはガンオタだけで、普通の人は知らないんだからそんなもの。

 しかしもっと普遍的な所に頭が痛い。「最初からロボットマンガだなんて言ったら、誰も見てくれないですよ(笑)」と言われたら、地上波とCSで3回も電童を見た自分は何だったんだと。ガンダムがロボットマンガじゃないと思ってる人ってそんなに多いのか? 確かに地味な見せ方をしてる「ガンダム」はあるけど、「基本的に”地味”でなければならないというのがあるんですが」とは、ずっと見てきてるけど知らんかったわ。

 「キラとアスランが和解したように、全て話し合いで解決していく物語になっているんですよ」って笑う所? 話し合いで解決できないから戦争になるんでしょーが。それにキラとアスランは所詮コーディネイター同士で幼馴染であって、「キラとアスランのように」では、あのお話の解決にはならん。その意味ではミリアリアとディアッカをもっと描くべきだし、いっそフレイとイザークあたり和解させれば絵になるかも。でもザラ議長とアズラエルが交渉のテーブルにつくとは思えないんだが。この殲滅戦に民族浄化ほどの重みが見えなくて、子供の喧嘩にしか見えん。だから子供に受けるのか、とは思いたくないのだけれど。子供はそう甘くないはず。

 p128のタランティーノ監督は、エンターティメントというものを良く分かっているんだなと思う。だから監督として応えた内容がきっちりエンターティメントしているのだと。これとp29を読むと、本当にこのタラ監督の映画が楽しみになる。あのポスターはイカしすぎ。

◆本日の更新:カミラボ:15年前のジャミル話と#24までのGX感想日記。再開直後に中断してすみません。

 09月11日(木):あれから2年

 アフガニスタンからの手紙を再読する。あれから世界は確かに変わっただろう、でもそれが良い変化とは思えない。あの日以降、テロの犠牲となった人たちはこのような変化を望んだのだろうか。ある遺族は「アメリカの他の家族が同じ目に会わないよう」現政権を支持しているそうだが、そのために「アメリカ以外の家族」の犠牲は止む無しということらしい。

 バグダッドでのテロにより国連は活動を縮小を余儀なくされ、アの国は日本を名指しで復興支援要請をする。あんたの国が勝手に始めた戦争がまだ終わっていないのは認めているのだろうに。「暴力の連鎖の一方で優しさもつながる」とは、別の遺族の言葉。話し合いが生む優しさが、その連鎖を断ち切る力になるのは、間違いのないことではあるのだろうけれど。どちらの遺族も、亡くしたひとを思うことには変わりない。その思いには、黙って手を合わせたい。

 話し合いで解決できれば戦争は要らん。という話を扱った物語はいくつもあると思うんだが、昨日のBrosのアレを読んで煮立った頭に浮かんだのは「太陽の牙ダグラム」。植民星として圧政に苦しんだデロイアの地球からの独立戦争を描いた全75話に渡る大作だが、何も始終ドンパチやってた訳ではなく、寧ろ物語を動かしているのは政治の駆け引き。

 個人的に印象深かったのが、中盤以降のパルミナ行政官レーク・ボイド。武力より話し合いを優先する彼の姿勢は、一方で冷笑され、一方で少しずつ受け入れられながらも、結局は支配する地球人と支配されるデロイア人が分かり合えることはないという現実に、彼は行政官を辞すことになってしまう。そしてそれと時を同じくして武力衝突が激化し、その裏で権力を手にせんと暗躍するラコックの笑みはあくまで酷薄だ。

 話し合いで解決できれば戦争は要らんのだ、ということを描いたアニメとしては、ダグラムは確かに絵的に地味かも知れんが、非常に良く出来ていると思う。そして、戦争を終わらせたのが武力でないということを含めて描いているのは、稀有な例かとも思う。劇場版なら80分でまとまってるんで見て欲しいなとは思うが、今時のお子様に受けるかどうかは知らん。しかしGXといいダグラムといい、どうしてこう地味で、最初から朽ち果てた主人公機が出てくるよーなのが好きなのかね自分。中秋の名月は朧月。

 09月13日(土):SEED PHASE-48「怒りの日」

 SEEDの前後に入った「陰陽師II」のCMで流れてるのが、モーツァルトのレクイエムの「怒りの日」というのはさておき、別の意味で怒りの日だったかもなー。

 「ガンダムのお約束」をなぞっていくのはまぁ伝統芸だから良いとして、あーもうそれはいーから話進めてよ、というのは結局最後まで続くんですねぇ。描写に時間を割けば深まるとは限らんのに。ミリアリアとディアッカはやっと少しあったけど、フラガ兄貴は何だかなだし(おふくろの形見の指輪はどうした、と思ったら姫様が何か出してましたな)、サイは顔が出ただけで。そういや大天使様を降りる選択をしたカズイは元気かしらねー。彼のその後って結構大事だと思うんだけど。ただま、虎の抑止力と慣れの話はあって良かったか。砂漠編でこの人が物足りなかったのが今でも残念で。もっと深めると面白いのになぁと。SEEDの筋は決して悪くないと思うだけに、見せ方がほんと勿体無い。あと2回で終わりだっつーにカガリのストライクルージュ出すなんて余裕だなぁ。もっと描かなきゃならんものがあると思うが。

 いや別に、最終決戦前の告白大会を否定するつもりはないんですが。電童の吉良国さんとか、GX#37とかありますし。でもどうにもね。比較はしたくないんだけど。

 そういえば戦争と話し合いという点で忘れてならないのがGX最終話で、確かに月面基地攻防戦は大量破壊兵器で一掃して終わってるんだが、「その後」が描かれているのが印象深い。革命軍と新連邦軍の双方の主力は壊滅して戦争どころでなくなったが、ランスローとジャミルは両軍の代表として調停会議の場で握手をする。地球上での新連邦軍とゲリラの衝突は続いているが、野戦病院ではテクスが言い争いをする兵士に話し掛ける。

 「大概の問題はコーヒー一杯飲んでる間に心の中で解決するものだ。あとはそれを、実行できるかどうかだ」

 話し合いで解決できれば戦争は要らん。その道は決して平坦ではないけれど、少しずつ、一歩ずつ、未来を信じて前へ進もうとすればこそ、時代は変わっていくのだと。悪い奴等を皆殺しにすれば平和がさくっと訪れるという安易な描き方はしてないし、それにあの戦争を導いた悪意の根源であったフロスト兄弟にも未来が与えられているのだ。そういう描かれ方をしているのが、とても暖かくて優しくて好きなんだなぁ。


 09月15日(月):祝・阪神優勝

 18年ぶりの優勝おめでとう、と今日はまずこれでしょうって感じで。星竜優勝の時は「自粛」だ東海村事故だとついて回るものがあったんだけど、今回はほんとお祭り騒ぎって感じですねぇ(事件や事故も色々あるんだが)。ナゴヤドームで星野監督の胴上げというのは名古屋人としては非常に微妙だったので、予言どおり9/15・甲子園で良かったなと。ニュースバード見てたら「明日から試験なんで今日優勝してくれないと」と試験勉強しながら試合を待ってた学生が居たが、優勝したらしたで舞い上がって試験どころじゃないような気もするが(^^; でもちゃんと勉強するのは偉い。

 その瞬間ミナミに居た日高師匠のレポ。凄いわやっぱ。

 正直、ぶっちぎりすぎで早い時期に優勝が約束されてしまったので、ちょっと冷めちゃったとこもあるんですけどね。ま、本命近鉄だし。今日はダイエーに勝って良かったんだけど、西武も勝ったからゲーム差縮めてやった格好か。でも独走は許さん、っていうあたりがパの面白さだなぁと。近鉄もノリの怪我がなければもっと喰らいついていられたんだろうけどなぁ。ローズは284号本塁打と1000三振と記録作って元気でいいんだけど。お、今日バーン様勝ち投手じゃん。おめでとー。一時この方が投げると負けてたんで、やはりバーン様なのかとか言ってて失礼しました。諦めずに頑張れ。

 今日は世界都市展の映像展示最終日だったんで行きたかったんだけど、どうにも熱っぽくて断念。朝起きてこりゃ駄目かなと思って、ABUロボコン見てたら結構気分良くなったんだけど、やはり駄目でした。しくしく。ロボコンはなー、日本は勝ちに行く気合が負けてるよなと。国内予選も見たけど、フルハウス狙ってるとこなかったような気が。高専ロボコンでは結構妨害/防御ってあって、でも何かそれが卑怯に思えたりもしてたんだけど、世界が相手じゃそんな生ぬるいこと言ってられないじゃん。相手は国を背負って、未来を賭けて臨んで来てるんだから(昨年優勝のベトナムチームは無試験で大学院だそうだ)。ABU大会2回とも準決勝敗退というのはロボコンの歴史のある日本としてどうなのよと思うので、来年は勝ちに行ってほしい。うりゃー。

 09月16日(火):NHKスペシャル「テロを止めた対話 〜ノルウェー秘密交渉の記録〜」

 9/13の放送は終わり際が目に映っただけだったのが、早速再放送。つか先にNスペ公式調べとけばよかった。

 スリランカからの分離独立を唱える少数民族タミル人の武装組織「解放のトラ(LTTE)」。政府軍との19年に渡る内戦は双方に6万人もの死者を出していた。大統領はノルウェーに仲介を依頼したが、LTTEの自爆テロは大統領の右目の視力を奪い、大統領の態度は硬化する。

 LTTEの政治顧問バラシンハム氏が腎臓病により密かに海外活動拠点のロンドンへ移る。ノルウェー外務省のソルヘイム特使は接触を試みるが態度は頑なだ。しかしバ氏の病状が悪化、ノルウェーは人道的処置としてバ氏をノルウェーへ移し、腎臓の移植手術を行う。バ氏の態度が軟化し、ソ特使はまず相手の話を聞き続けた。イギリスでのテロ組織への資金凍結が取りだたされ、LTTEがテロ組織とされないよう働きかけて欲しいとのバ氏の言葉に、ソ特使はテロを止めるよう初めての助言をする。

 LTTEのプラバカラン議長は18で組織を起こし、30年余り戦いを率いてきたカリスマ的存在。主力はやはり10代の少年兵だ。皆が首から下げているのは青酸カリのカプセル。「敵に捕まる前に自決する」と言う瞳には何の疑いも見られない。ソ特使と会ったプ議長は、その言葉の殆どをタミル人の生活の改善要求に充てた。初回の会談ではテロを止めるとの言葉は引き出せなかった。しかしノルウェーの努力は続き、LTTEは一方的停戦を発表する。

 しかし、大統領の硬化した態度は政府軍の攻撃となって現れる。一方、長年大統領を支え、同じテロで右腕を砕かれた憲法相は対話による和平を望み、和平派の野党へ移って選挙戦を戦い、ここに和平派の首相が誕生する。ノルウェーが動き始めて4年半、ついに両者は無期限停戦に合意した。

 箱根で和平会議が開かれたその日、アメリカのイラク攻撃が始まった。この会議ではタミル人への支援の割合の問題などで対話は中断。和平への道は決して平坦ではない。

 という所で終わったんだが、実に興味深かったです。見られて良かった。日本は最大の援助国ではあるけれど、スリランカが戦後賠償の放棄をした上、連合軍の分割統治に反対してくれたという恩に報いる必要はあると思う。今回調べ物して初めて知ったことですが。

 09月16日(火):Nスペ「テロを止めた対話」続き。

 1000文字じゃとても足りんので続き。録画できてないので書くしかないんで。

 当初は政治活動をしてたのに武力を行使したのは政府軍が先だと言う「解放のトラ(LTTE)」。和平への道を最初に求めたはずなのに、自らが傷ついたことで態度を硬化させる大統領。やはり傷ついたのに、そんな大統領から距離を置き対話を模索する憲法相。LTTEの一方的停戦で事態が好転するかと思えば、その後の政府軍の攻撃を非難したソルヘイム特使は大統領の反感を買い、ノルウェーはソ特使の上に副外相を置き、ソ特使を裏方へ回らせる。事情を一番知る人物を下げることに不満を示すLTTEのバラシンハム氏。「話し合いで解決できれば戦争は要らん」を実践するには、まだまだ努力が必要な彼の地。

 ソルヘイム特使の部屋に掲げられた、戦死した息子の墓の前で嘆く母の写真。何千もの母が居る、それを胸に仲介外交を続けるノルウェー。スリランカの最大の援助国ということもあり、和平会議の場を用意した日本で目にした、アメリカのイラク攻撃のニュース。そんなアメリカを支持する日本は、ソ特使の目にはどう映ったのか。大体援助つーてもいつものばら撒きなんで、問題山積みらしいし。

 青酸カリを首に下げる少年兵についてはこんなのも。3年前の中学生向けの記事でこんなのとか、あるいはこんなのとか。これが現実。

 大統領を狙ったテロで使われた自爆装置。起爆すると1500もの金属の弾が飛び散るように作られている。このテロでは21人が死に、大統領の取材をしていたNHKのクルーも含めて100人以上が負傷したとのこと。バグダッドの国連の時と同じく、一瞬で血塗れになる画面。そのテロが分けた大統領と憲法相の選んだ道の違い。

 「事実は小説より奇なり」が適当ではないかも知れんが、1年近くアレを見続けた時間よりもこの約1時間の方が遥かに興味深かった。――つーとやはり言葉良くないかなぁ。

 09月19日(金):電撃祭4・ナナちゃんと麻衣ちゃんとさくらさん

 少し遅れ気味な「今週の電撃戦隊チェンジマン@東映チャンネル」。
 何か凄いぞ、女の子ばっかりだべさ。合服も良いねー。しかも4話とも長石監督。

 #13「地球を売るパパ」#14「攻撃!巨大トカゲ」ナナちゃん登場編。ほんと可愛いんだよなー。しかし#13のBGMが妙だったんですが。色々劣化しちゃってるんだろうなぁ(i_i) 宇宙獣士バラスはパワーバズーカのエネルギーまで吸って、アーマーだけ外れて本体は無事。なのにギョダちゃんはトカゲを巨大化というパターン破り。パワーアップのおかげで、4回も巨大化光線出せたら凄いよなーでも所詮トカゲばっかだけど。地球で生きていくというナナの覚悟が凄いんだけど、この時の剣さんずーっと心の中に居るのよね。でも街中でナナを最初に見つけるのが疾風さんなのはそれが疾風さんだからだろうか(^^;

 #15「暴走ライダー麻衣」剣&ナナのおかげで遅くなりましたが麻衣ちゃん編。別に暴走はしてないと思うが麻衣ちゃん格好良い。思わず兄貴呼ばわりされても仕方ないってか(^^; しかしジャケットの中の猫って、攻撃受けてごろごろ転がってる間もあの中やったんやろかとか気になり。「レディ・ソルジャー」挿入歌で使ってたっけ? と思ったらインストでした。

 #16「翼を持った少女!」わーい来ましたさくらちゃん編。もうっもうっ疾風さんが可愛くて仕方ないんだこれが。最初は文句を言うも、さくらちゃんにぼーっとなっちゃうのが萌え。花束持ってさくらちゃん見てるのが萌え。「痛いの痛いの飛んでけ〜なんちゃって」に萌え。さくらの身代わりに病室に居てブーバとやりあう疾風さんに燃え。さくらちゃんを見送る疾風さんに萌え。メモリードールの出渕デザインに萌え。あぁぁぁ画像の劣化が悔しいー。写真集の鮮明な印象がえらく残ってるのよ。

 で、次はいよいよ長崎編。この予告いいよなー。アハメス様楽しみー。

 09月20日(土):SEED PHASE-49「終末の光」

 これは言っちゃいかんなと思ってきた言葉があるんですが。
 たとえ絵空事でも、人が死ぬのを見るのは辛いんです。
 それはSEEDであっても変わりないはずなんですが、でもさ。
 滅んじゃえよこんな人類、とか思っちゃ駄目ですか。
 いいよもう、イデオンとエイトロンで人類滅亡経験済みだしさ。
 それにASTRAYでリティリアが脱出してるから種の保存は出来てるしさ。
 ……他に何を言えと、もう。

 いやね、意味のない死を描くことは否定しませんよ。伊達に皆殺しの富野を見て育ってないんだから。
 ただね、意味のなさを積み重ねてこそ浮かび上がるものの意味、というものがあるはずなんですが。なのに、意味を持たなければならないはずのものに意味を見出せないんじゃ、むくわれないでしょ。
 意味のない死を描くのは構わん。意味のある生をきっちり描いてくれ。
 死んだ者はそれまでどう生きてきたのか。そして、生き残った者はどう生きるのか。
 数多の屍を踏み越えて、血塗られた手で這い進む道なんだぞ。
 種が割れたらそれでオッケーとか。
 見詰め合えばそれでオッケーとか。
 いきなりポエマーでオッケーとか。
 ……そうじゃないでしょ。

 これで次回最終回。ジェネシスぶっ潰して、悪い奴らは全員殺しておいて……って。だってさ、ザラ議長をどう生き残らせるんだ? まさかここで例の話し合いが出るのか? 何の根回しもないぞ? いきなりマルキオ導師で解決ってのは安直過ぎるぞ? やっぱ殺すのか? でもって、さ、これで大量破壊兵器も人殺しもなくなったよねー。あとは残った皆で話し合って平和にらぶらぶに暮らしていこうよねー。じゃ、怒るよ。←何を今更。

 冒頭のアレから何からもう気持ち悪いばかりなんで、あーもうこんなのは勘弁してくれよ、という反面教師的には成功を見てるのかもとか思ってしまったよ。二度と見ようという気が起こらんのはエンターティメントとしてどうかとは思うが。

 09月20日(土):SEED PHASE-49にまだ煮えてるらしい。

 1000文字じゃとても収まらん。クールダウン図ってたつもりが煮えるばかりなのは何故。

 アズラエルと心中するナタル、マリューの盾となるフラガ兄貴。
 このあたりはまぁ何とか分からんでもないんだけど、他が。
 でも、フレイがぶち切れてアズラエル撃たんかなーとか、他のブリッジクルーは命令に忠実なだけの軍人なのね。とかな。何か、まず心中ありき、って感じなのも気に入らんっちゃ気に入らんのだけど。

 アズラエルは確かに分かりやすいんだけど、それだけかなーって感じもあって。大体何でブルーコスモスの盟主がこんな「若き天才」なのよ。この人がコーディネイターを妬んでるのって、自分はナチュラルの天才なのに、遺伝子操作でラクラク天才なコーディネイターを許せなかったの? 何か退場されてからやっとここまで考えたよってくらい裏が見えなかった。

 兄貴の何が残念ってね、キャラ小さくなっちゃったなーってのが凄く残念で(i_i) 本来は大天使様の盾なんだけどさ、マリューの、と書かなきゃならんよーな状態にされちゃってるのがさ。どうせなら華々しく宇宙で散ってくれとは思ったけどさ、兄貴の宿命の相手は仮面さんじゃなかったのか? 過去が分かればそれでおしまい? でもあの仮面さんも一人でフロスト兄弟状態だしなぁ……兄弟は兄弟という「最小単位の世界」を持ってたからまだ説得力があるのに、あの人だけじゃあねぇ。――話を戻して、「不可能を可能にする男」の兄貴が命張って守るだけの価値がマリューにあったのか? ってのが釈然としないのよ。大天使様にはまぁ、あるんだろうけどさ。でもどうせなら仮面さんから守って欲しかったよ。
 で、何行か書いてたの削除して。つまり文句言いながらもフラガ兄貴のことほんとに好きだったのね自分、というのがよく分かりました。だから、立ったキャラとして、それに相応しい結末を迎えて欲しかったのに、そうならなくて怒ってるの。それだけのことなの。

 小説とかオフィシャルファイルとか見てると案外面白かったりして、筋と素材は悪くないんだろうとは思うのよ。でも結局はSEED=種=ネタアニメなのね、って感じで。静かに夜空を眺めたいのに「きゃーっお月様がキラキラしてキレイーっ」って雑音がうるさくって、暗い星が見えなくて本来あるべき星座の形なんて分からないって感じかなぁ。

 09月21日(日):武蔵 MUSASHI「決闘!巌流島」

 何だかんだいいつつ結構見てます。一時ちと辛くて、ボンボンの「剣豪伝ルーレットバトラー」の方が面白いやとか言ってましたが、それはそれとしてこちらも面白くなってきました。江戸で読み書き指南してたのも結構好きだったりしましたが。又やんがほんといい味出てくるようになってきたし。

 何せ山場なんでNHKも盛り上げようとしてて、あの決闘前半での30台のカメラを駆使したと思われる回り込み映像は1週間で5回くらい見たけど、何度見ても笑えるつーか違和感があるつーか。普通に撮ればいいのになぁ、普通に。

 んで、勝負がつくのは一瞬なんで、えっこれだけ? と思うけどそれだけだ! >自分
 しかしまー、武蔵ってちゃんと見るの初めてのよーな気がしますが、忠臣蔵同様、見てなくても筋は知ってる話ですねぇ。で、今回のは、これはこれで良かったんじゃないですか。先の場面に意見が分かれるとこだとは思いますが。

 ただま、ロケ地が九州だと知ってるのもあるんですが、私でさえこんな水平線は関門海峡にある訳ないじゃん、とか思ってしまうので、地元の人は違和感バリバリだったんじゃ。ま、映像としては格好良く撮ってるし、今の関門海峡ではロケできないんだけど。巌流島は以前関門海峡遊覧船で見ただけだけど、今度は上陸してみたいなぁ。つか巌流焼食べたい〜ってんで巌流本舗のサイト見たら「おそいぞ武蔵」って何よ〜うわーん食べたい。←通販しろよ。

 前枠のクイズに萩野崇が出るも、出演者中唯一全問不正解(^^; さとう珠緒は変身ネタ当ててたのにねぇ。でも次につながる出演だったと思うんで頑張ってくれ。

 09月22日(月):アルジェントソーマ Phase:Extra「孤独と孤独」

 当時の在所では地上波放送がなくてAT-Xで見てたんですが、これは未放映エピソード。あるのは知ってたんですが、やっと見られてほんと良かった〜TV放映分は好きだった、という方はレンタルしてでも是非是非。ってもう見られてますかね。つかそれ以前に知られとるのかこの作品。CSでやった分、エイトロンよりは条件良いのか?

 南極でエイリアンを追うスーのザルクが単機クレバスに落下、連絡が途絶える。しかしそのクレバスにはエイリアンも一緒に落ちていて、クレバスを登るスー機を追ってくる。スーとエイリアン、それぞれの孤独な脱出行の中、スーはこれまでの自らの孤独を振り返る。で、この話のオチは……辛いんじゃないかと。物語のオチを知ってると更にかな。

 Phase:08「追憶と孤独と」とPhase:09「孤独と哀と」の間の話つーてもそれタイトルの都合だろ、って気もしますが、ここで描かれたスーの孤独を見た上で本編を見ていくと、「一人ぼっちには慣れてる」というスーの台詞にドキリとするんで、Phase:08の後に見て良かったかなと。でもEDは最終話のネタバレなんで最終話見てからの方が良いんですけどね。あぁぁぁやっぱ子安好きなんだろうか自分。このEDは凄い好きだ。ダン・シモンズはクールガイのはずがリウ・ソーマのおかげですっかりライバル意識に燃えちゃって、発展途上なとこが良いのかな。お兄ちゃんだしな(萌え度UP)。子安の芝居ってこうだよねとか兄貴と話してたり。だってフラガ兄貴は開始時点で既に英雄だから、完成されてなきゃいけなくて。なのに(以下略)

 で、リウの出番は無いんだが、スーの士官学校時代のチームメイトのヒロが保志総一朗なんで、キラ・ヤマトばりの女ったらし声を聞くことは出来たりする(^^; でもリウの芝居に兄貴が「これが泣き虫キラになっちゃうのかー」って言ってたのは思わず同意。

 あーでも久し振りに見たらやっぱり好きだ。山根公利のザルク萌え〜リウの紙一重っぷりに萌え〜ダンに萌え〜ワンダバも含めてロボットマンガの定石に燃え〜中田譲治さんのマイケルと紗ゆりさんのイネスの海外ドラマ風味に萌え〜竹村拓さんのMr.Xは戸部公爾さんにやって欲しいかもーな怪しさがたまらん〜音楽に萌え〜そして、あの乾いた青い空。ほんと湿気のない大陸の空の色なんですよ。でも1日で12話見たらさすがに頭痛が。

 09月24日(水):GX最終話「月はいつもそこにある」@ANIMAX

 アバンタイトル、最後に光の中に消えるティファがちと恐くてイイ。兄弟はサテライトシステムをマニュアルに切り替えさせ、最終兵器サテライトランチャーを構える。その銃爪を引くのに躊躇いのない兄弟。

 その頃月面基地では一同に会した面々にD.O.M.Eが語りかける。「僕らはニュータイプという幻想で繋がった世代」と聴いて、前回の予告同様衝撃を受ける戦中派。人を超えた力と人の革新は別物だという所で、BGMに合わせて背景から光が消えるのが好きだなぁ。ザイデルとブラッドマンが反論を試みるもあっさりと論破され、「私にも答えをくれ」というジャミルには「全ては幻だ」という言葉が返り、ジャミルは誰よりも自分がNTという言葉に縛られていたことに気付く。この銀河に海のお約束ぶりにも涙する戦中派。

 特別な力を持たなくても、新しい未来は作っていける。それはガロードが今まで体現してみせたものだ。NTはこの世界には居ないと言って去ろうとするD.O.M.Eに尚も追いすがるブラッドマンとザイデルをランスローが一喝する。「そんなものはなかったんですよ、初めから。そうだろう、ジャミル」頷くジャミル、それを見やるサラ、顔をそむけるロアビィ〜。「古い時代は、これで終わりだ」

 月面上空では戦闘が再開していた。兄弟が再現しようとしている15年前の悪夢。「過ちは繰り返させない!」ガロードは躊躇いもなくサテライトシステムを起動させる。システムの画面に映る「GX-9900 NT-002」の文字っ! 焦るあにあに、ここへきていつものタメが足りません。正面から衝突した光は、月面基地を含め全てを飲み込んでいく。

 エピローグは「HUMAN TOUCH」英語版。半年後、一人になるカリス。停戦協定会談の場でランスローと握手をするジャミル(i_i) 傍らにはサラ、やったね。フリーデンIIIで仲良くやってるシンゴ達、野戦病院のテクス、やっぱり渋いわ。故郷へトニヤを連れてくるウィッツ、そこへ現れるエニルとロアビィ。ここの間奏がイイ。そして生きていた赤いニ連星と、「よく知ってるよ、ニュータイプのことなら」と微笑むガロードとティファ。それを見ている兄弟! やられました。未来は、それを見据え、求める力があってこそのもの。世界を見守ってくれる、月はいつもそこにある。EDの名場面の選び方もいいし、ラストがガロティファのkissってのに萌え。この清々しい最終話、ほんと大好きです。

 09月25日(木):アルジェントソーマ Phase:25「愛と再生と…」

 あかん。素で泣いてまった。いや泣いたのはPhase:25でなくて、Phase:17「決意と過去と」、Phase:20「戒めと覚醒と」、Phase:21「覚醒と真実と」のあたりで、ダグラムみたいにだーだー泣いたりはしなかったんだけど、うわぁあ。という感じで(i_i) Phase:24「勇気と愛と」が事実上最終話でPhase:25はエピローグだし。いや、泣ける場面はありますけどね。案外よく泣くのよねリウ・ソーマ君。

 何かもう冷静にコメントするなんて無理って感じで。AT-X放送分の他は手を出さないでおいたのは、これがスルメだと分かっていたからに他なく。今更はまり直すなんて遅いんじゃーとか思いつつ、昨冬と今夏のカタログ見ると……サークルないじゃん! ←探すのがGoogleでなくカタログというのが自分らしい(^^; あーでもエイトロンはサークルあるのになー。アルジェントソーマも放映直後はちらっとあったような気もするのに。うにゃー。

 もうね、リウ・ソーマの紙一重っぷりが凄くてイチコロなんですのよ。自分が知らんだけとは思うけど、ここまで紙一重な主人公は珍しいんじゃ。ちょいと方向が違うけどワイズマンの後継者宣言したキリコちゃんとか、Ζ終盤のかみ子さんくらいのもんかなぁ。悪役とかだとこういう切れ方する人もちょくちょく居るかなと思うけど。それと何つーてもMr.Xですよ。Phase:22「真実と破滅と」での登場シーンは格好良すぎ。マイケルも良くて、渋いおっさん萌えにはたまらんです。キルゴア将軍はいかにも中田和弘さんだし、医者が清川元夢さんだってのは贅沢だ〜。

 兄貴が「傑作とまではいかないかも知れないけど良く出来てると思う」と言ってくれたのが嬉し。「いやリウの紙一重だけでも充分良く出来てるわよー」とか言ったら「危ない人が好きなのか」って……だってお話じゃん。少女マンガじゃん(^^; ま確かに、完成度は高いけどその分小さくまとまってしまった感じはあるのかな。出てくる数字はデカイんだが。語りたいことは山ほどあるんだけど、とりあえずオチまで見て気が済んだから仕事せにゃ。でも1日で12話見たらさすがに頭痛が。 ←またか

◆本日の更新:カミラボ:GX感想日記#35〜39。途中はおいおい(_o_)

 09月26日(金):別離と涙と

 途中、GX最終話に心洗われながら、アルジェントソーマ祭は継続中。Phase:25「愛と再生と…」まで見てからPhase:01「再生と死と」へ戻ったら、もうここで既に泣いてしまい。えーい、とばかりに、17→20→21→と見てったら、この後は25まで殆ど毎回涙出てきて。涙腺緩いよ〜(i_i) 何気なく発せられる台詞にほろっと来てしまうんだよなぁ。茶風林さんのノグチ博士が素敵だ。ほんとよく出来てます。伏線もこれでもかってくらいに張ってあって凄い情報量。なのにムックが出てないってのが残念な限り。

 あーでも泣ける時に泣いとこう。明日は違う意味で泣くかも知れんしな。カービィの最終話の録画予約ばっちりですぜ。あぁぁ飛田さんの貴重なレギュラー作品が……(T_T)

 で、同じ系列でその10時間後に最終話放送になる例のアレ。何かこないだからぎゃーすか騒いでしまいましたが、確かにある意味ではすっかり虜になってた訳ですな。だってここしばらく頭から離れないんだもん。寝ても覚めてもあなたに夢中〜と言えなくもない。批判票を集めるのはそれだけ注目が大きいからなのは確かだし。やっぱりね、どうせなら良い方へ解釈したいなーと思ってしまうのはGXとアルジェントソーマの終わり方の清々しさの故なんでしょうね。と、折角気分良くなりつつあるんだ、「憎さ余って可愛さ百倍」ってくらいの逆転の最終話を見せてくれ。……って、序盤は今思い返してもほんと好きだったし(PHASE-04「サイレントラン」は今でも名作だったと思うのよ)、そう言う意味では真逆で「可愛さ余って以下略」なんだよね。しくしく。←泣いてないで仕事しろよ。

 09月27日(土):SEED FINAL-PHASE「終わらない明日へ」

 う〜みゅ。何だったんだろう、これは。兄貴は「因果応報」と一言。そりゃそうなんだけどさ。

 怒るほどじゃあなくて、ま、SEEDだし。って感じではあったんだけど、何つうか、ここまでよく分からん最終話も中々ないよなーって感じで。仮面さんとのやりとりと、フレイのこともあって、一番感覚が近いのがΖかなって気もしますが、あれはあれでカタルシスがあったんだよな。今回はそれがどうにも見当たらず。

 クルーゼの問いとそれに対するキラの答えというのが多分一年通じて語られてきたことのはずなんだけど、どうにもこう説得力に欠けるような。それでも守りたい、そうキラに思わせるものは何だったの? 終盤はコーディネイターのお仲間と身内ばかりでつるんでたのに。ヘリオポリス組や大天使様のクルーって一体何だったのよっていうのが、今ひとつ見えない。キラの胸中に蘇る言葉は寧ろ彼を追い込んだものの方が強く、キラの背中を押してくれた言葉の印象が薄いんだよねぇ。自分で聞き取れんかっただけかも知れんけど。でもま、聞こえなかった台詞はなかったのと同じだし。

 ザラ議長を撃ったひとと、エザリアを逮捕に来た金髪さんって誰? 前者はEDでは将校となってた人? 後者はそういえばクライン派の議員にこんなひと居たかもって感じで。印象薄いよ、クライン派って粛清されたんとちゃったん? と兄貴に聞いたら、「出る杭は打たれないようにしてたんでしょ」とのこと。そっか。状況はプラント有利に見えて、ジェネシスぶっ壊れた時点で国力に勝る地球側に傾くかってバランスなんで、まぁ、あとは話し合いでよろしくやってくれ。カズイは元気かなー。イザークは美味しいとこ持っていきましたな。そういや姫様同士が話したのって最初で最後じゃ。

 で、だからオチは何なのよ? この一年は何だったのよ? ってぇのがどうにもこうにも〜。終了後は兄貴がめぐりあってて、自分はGXのサントラ聴きまくってました(やっぱえぇわ。映像思い出して鳥肌立ちますもん)というあたり、状況が端的に現れているかも。でもま、ED見てると現場はほんと大変だったと思いますんで。お疲れ様でした。あー終わった終わった。SDガンダムフォース楽しみだなぁ。←懲りてません

 追記。OPのフラガ兄貴見て寂しいって思ったの。ほんと好きだったのね。その気持ちだけは、大事にしとこう。うん。でもやっぱり納得いかんー(i_i)

 09月29日(月):アルジェントソーマ 小説版とCDと

 だーかーら今更はまると関連商品探すのも大変なんじゃ! ということで、amazonで小説版とCD3枚げっと。あとはドラマ編CDと漫画版か。DVDという大物も残ってますが。AT-XだとVHS3倍録画でも結構絵が綺麗だし見っぱには楽なんで迷い中。ウェーブかどっかから出たらしいザルクのガレキにゃさすがに手を出せんか。あーでもあれは立体欲しいよな、ステルスボンバーバルキリー様。色と変形パターンから何故かガブスレイ思い出すんだが、シルエット全然違うのになー。黒く塗ってトートにするのもアリだけど。って何で同型機で黒く塗っただけであんなに格好良いんじゃーっ←お約束です

 で、小説版(野崎透著)はまるで話が違うんですねぇ。いや文字モノだからこそ描かれているものもありますし、あの設定から話を起こすとこの展開はアリだなとか、SFならこういう流れになるのかなーとも思うんで、これはこれでいいんですけど。このオチはこのオチで好きですよ。アニメ版はハティ→リウだけど小説版は寧ろリウ→ハティって……光源氏かいって感じですが。でもやっぱアニメ版が好きだなと思うのは所詮少女マンガスキーだからか。小説版だとノグチ博士の出番もちょっとだし、何しろMr.Xが不在だし、それに●●が××というのはやっぱねぇ……(i_i) で、1巻の表紙に違和感があると思ったら、リウの右目が青いじゃないですか。青は左で右は赤のはずじゃーとか思ったら別の絵でも右目が青いのあるんだよなぁ。

 CDはサントラI・IIとコンセプトアルバムの「if...For the future lovers」。音楽にはまるのが自分にとってスルメの条件なんですがほんと好み。服部克久氏の「The astronauts」とかの叙情系もいいけど、「SARG」→「Primary tactics」→「Unknown」のあたりの戦闘シーン系の曲がイイ。本当に本編で使ってるのか分からんがDJ K.HASEGAWA(KH-R)氏による「悲しき力」とかも凄く好き。この人のremixは「Horison」のシングルでもはまったんだけど(つーことは「Silent Wind」のシングルにもオリジナルmix入ってんのかな? これも今から探すのか?)、何つーても「if」の「ΑΠΗΕΝΤΟΣΟΜΑ(KH-R 'SPR4 ULTIMATE MIX')」に痺れました。これと最後のタクト&マキの「Epilogue」が聴けただけでも「if」は買いでした。あーもう幸せじゃ……ちくしょー可愛いじゃねーかタクト……うにゃーっ。って感じで。さ、煮えてないで仕事せにゃ。



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