それゆけ！ ガンダム貧乏
SIDE.4 春のガンダム祭りてんこもりの巻（3/3）|
■GUNDAM FIX展 9904.07〜9904.13＠吉祥寺PARCO７Ｆ カトキハジメさんが月刊Newtype誌上で連載していた「GUNDAM FIX」の画集刊行を記念した展覧会。わたしが出向いた10日にはサイン会があったのですが、７日だけだと思っていたので何も考えずに行ったらば、行ったらまだ列があったのでちょっと悔しかったです。尤もわたしが到着した１時間半前に締め切られていたのですけれども。サインをするカトキさんとか写真を撮るカトキさんとかちろりと眺めたり、入り口付近でカトキさんとすれ違ったり〜というのはできてらっきー☆←ただのみーはー で、肝心の展示会なんですが、もともとがＣＧなので、パネルにすると写真展のように見えるというものでした。入り口でモニターにスライドショーよろしくＣＧを流していたのですけど、これこそ本物の透過光画像なんで、これをこそしげしげと見てくるべきでした、とちと後悔。10日に行ったとき、Ζのパネルが落ちていて、あまり良く見られなかったのも残念でした。13日にも行ったので、その折りに見られたんですけどね。あ、そういえばここでもあの横浜年表が出てました。うーんしっかり公式化されてます。 会場のお楽しみはイベントパンフ。それぞれのＣＧのラフスケッチや裏話などが満載の「GUNDAM FIX豪華別冊」とでも言うべきシロモノでした。名古屋PARCOでも連休にやっていたのですけど、他には回る予定は４月の時点ではないそうです。FIX展ではなくて、カトキさんのサイン会なら、4/24の東京ブックフェアでもやっていたのですけどね。 ◆ＴＢＳラジオ「ノブタケの吉祥寺ヘヴン」公開録音 9904.11＠吉祥寺PARCO８Ｆ（9904.17放送） で、そのGUNDAM FIX展を記念して？ ＴＢＳラジオの公開録音がありました。ゲストはカトキハジメさんと池田貴族さん！ ノブタケさん自身もガンダム第一世代って感じで馴染んでいた様子。結構感じは良かったです。ノブタケさんのお声は結構わたし好みかも(^_^) カトキさんも結構可愛らしいお声かなと思いましたし、貴族さんのお声には既にくらくらしております。公開録音には行けなかったのですが、放送は聞きましたので簡単に内容をご紹介。ただ、雑音が多くて３人のお声が聞き分けにくい箇所もありましたので、そのあたりお含みおきください。 ・まずは紹介。ノブタケさんに「写真展をやってる」と言われてしまったカトキさん。サイン会に沢山並んでましたね、との言葉に、「男性ばかりでしたけど」とコメント。カトキさんと貴族さんが会うのは初めてとのこと。ただカトキさんは例の横浜イベントで貴族さんをご覧になっていたそうで、今回はご一緒できて嬉しいとのことでした。 カトキ「（貴族さんは）最近芸能界に多いファッション・ガンダマーなのかなと思ったら、そうじゃなくて」 貴族「何しろ、ガンダム見たさに金曜は部活（サッカー部）をサボってましたから。そしたら、『池田、お前やる気あるのか？』って言われて１年でやめました(笑)」 名古屋テレビで見ていらしたはずなんで、当時のガンダムは貴族さんの言われた「金曜」じゃなくて「土曜」のはずなんですが、最近はすっかり金曜が定着なのでまぁいいか;) 貴族さんが以前やっていらしたバンド「remote」の話で、「赤い軍団」の異名も出ていたかと。やっぱりシャアが好きなんですか？という話になり、貴族さんのお口から「俺シャア」なる言葉が登場。対してカトキさんは「アムロが好きだったんです。でもこの業界ってやっぱり『俺シャア』みたいな人が多くて肩身が狭いんですよ」みたいなコメントをされてました。 ・貴族さんのアルバム「サイケガンダム」について。サイコガンダムを見た時から、「サイケガンダム」のアイディアはあったとのこと。ずぅっとあたためていらしたのですね。ジャケットは北爪さんに頼んでフォウにパンタロンを履かせてもらったのだとか。音楽的には、当時は普通に聞いていても、今のレベルで聴き直すと結構直すべきところがあったとか、声は柔らかくても結構厳しい目で（そりゃプロなんだから当然なんですが）仕事をしたのが分かるコメントになっていました。オリジナルのヴォーカリストにお願いしたものの、「池田鴻さんはお亡くなりになっていたので、同じ池田だから良いでしょう」ということで、自ら「翔べ！ガンダム」と「永遠にアムロ」を歌ったという話も披露。ここで「永遠にアムロ」を掛けてました。一番お気に入りなのだとか。でしょうね(^^) ・質問コーナー。まずは「ガンダム以外で好きなＭＳは？」 貴族「ゲルググ。強そうなのに出番が少なかったところが(笑) 勿論色は赤。シャアのゲルググですね。」 カトキ「ＭＳじゃないんですけど、コアファイターが好きなんです」 ノブタケ「（ＭＳでないというので）ここでハロとか言われたらどうしようかと思った(笑)」 ・質問その２。「∀のデザインをどう思いますか？」この質問に場内爆笑。 カトキ「その……仕事ですからねぇ。シド・ミードは好きですよ」 貴族「ニュータイプの（ミード氏の）インタビューで、額の「∀」がツノに対する敬意とか言ってるんですよね。『それでヒゲかい！？』というのはあります。」 貴族さんってちゃんとアニメ誌読んでるんですね。∀自体はお気に入りの様子。 貴族「凄いんですよ、１話からガンダム出ないんですよ!? （これは、ファースト同様）ちゃんと見なくちゃって。」とのことでした。 その後、今後の活動予定などを紹介しておしまい。ラストは発売直前だった「MiYOU」でした。うーっやっぱり公開録音行きたかったよぅっ。……でもこのときのプレゼントの貴族さんのサイン色紙当たったから良いか(^_^) ■∀ガンダム＃１再放送 9904.17深夜というか9904.18早朝（フジテレビ） 「翌週深夜に再放送！」と銘打って始まりましたが、＃２の再放送はなんと5/8でした。この時間じゃしょーがないんですが。「ＤＴエイトロン」の時も思ったんですけど、フジテレビってやる気があるんだかないんだか。──って、結局うやむやのうちになくなっちゃいましたねぇ。 この日はチャットをしていたのでちょいと夜更かし。＃１を見ていなかったので、『もういいよ、このまま起きてて再放送見るよ』といって見てしまったのが運の尽き。見終わった時には空も白み、「ＡＵＲＡ」が完全にどはまりする時間帯（思わずＧＸを見直したくなる時間帯とも言う）になっておりました。＃２の録画を速攻で巻き戻して見る勢いでした。ロランかわいいーっ！ でも今は密かに赤メガネ（ディアナカウンターのハリー中尉）がブレイクだったりします。怪しい。怪しすぎるぞ赤メガネ！ 歴代の「仮面の兄貴は謎の人」の中でも群を抜いているぞ！ 毎回ぜっこーちょーな御曹司・グエン様とか、楽しいですよ∀。ほんと。 ■「うたえモン」ガンダム特集 9904.20（フジテレビ） 井上大輔さんと森口博子さんと古谷徹さんがゲスト。権利関係の問題なんだろうけど、「めぐりあい・宇宙」の映像で「ETERNAL WIND」っつーのは似合わんぞ。古谷さんのコメントは４日のガンダム祭りと同じラインだったと思います。そいえば４日に取材してた映像も流れてましたね〜。6/8放送分ではSMAPの稲垣吾郎さんのベスト３で１位がΖだったんで取り上げられていたのだとか。 ◆池田貴族「MiYOU」 9904.21（ホリプロ） 泣いた(T_T) 聴け。とにかく聴け！ のひとことです。凄いです。アルバムを先に買ったんですが、後からMaxi-singleの方まで買ってしまいました。……しまった。ガンダムじゃないじゃん(^^; といいつつ次項に続く。 ◆「貴族」本当に歌えるのか!? LIVE 9904.28＠赤坂BLITZ 会場にはサンライズの吉井社長と富野さんの連名でお花が届いていました。なんてのをチェックするよーなひとはきっとわたしくらいのもんでしょう。とゆか、ガンダムがきっかけで池田貴族にはまったなんてのは全宇宙に片手で足りる人数じゃないかとか(^^; いやでも本当に良いのだ池田貴族！ で、ライブはもう歌う貴族さんにメロメロでございました。そして、彼を支える友人達の温かさにもただ涙。5/30にも名古屋のライブに行き、5/31の「スーパーテレビ」で赤坂を含めて映像を見てまた涙(T_T) ■谷村新司「ＡＵＲＡ」 ■西城秀樹「ターンＡターン」 9905.18（ポニーキャニオン）／9905.26（キングレコード） つい買ってしまったこの２枚。「ＡＵＲＡ」はフルコーラスで聞くとまさに谷村新司という感じ（何だそりゃ）。楽譜がついてます。「ターンＡターン」は弟が気に入って、お風呂で歌ってました……気持ちは分からんでもないですが。c/wの「月下美人」もよさげ。ロラン版がアルバムに収録されそうな気もしますけどね(^^;──と希望を書いておいたんだがありませんでしたな。 ◆池田貴族「G-1 GRANDPRIX 最強モビルスーツ決定バトル」 9905.26（ＫＫベストセラーズ） 題名の通り、数々のＭＳをエントリーして戦わせるという「一度読みたかった」一冊。いわば「文字で読む『REAL ROBOTS FINAL ATTACK』ガンダムスペシャル版」というところです。さすがはきーさま！ 全編に渡って愛と思い入れが溢れかえっておりまする。用語集まで御本人の手が入っているところがまた凄いです。必読！ 誤植が殆ど見当たらないというのも良い仕事をされているなぁと思います。ただ一つ目に付いた誤植といえば、用語集のシーマ様の項にある「ビールライフル」くらい。でもシーマ様に「ビールライフル」ってのはなんかハマリ過ぎててイイです。お忙しいのでしょうに、いつこんなに書いたんだろーかと思ってしまいます。表紙が佐野浩敏さんのシャア＆シャアザクでなかなかグゥ。シャアが安彦さん調なのが御愛敬。 ま、それぞれの思い入れによって、納得できない記述もあろうかとは思いますが、ここまで読後感の良いガンダム本もなかったよなぁと。それまでの有象無象な出版物に痛めていた頭がすっかり晴れて気分爽快という感じです。何といってもＧＸに至るまでちゃんと愛されているのが嬉しくて仕方ないのでした。Ｇガンが抜けているのは「強すぎるから」とのこと。エントリー外だと注釈を入れ損ねたのだそうです。いやほんと、ファーストはもとより、ＧＷとかＧＸが好きな人にはほんとお勧めです。かみ子さんは自分の対戦よりも余所に外野で出る方が目立っているよーな気もしますが(^^; とにかく読んでくださいっ ■「富野由悠季全仕事」 9905.28（キネマ旬報社） いやあのそのあの、ガンダム絡みの記述については大概知っていた内容だったので、ガンダム以前のこととかが知りたくて買ったというのが本音でした。厚いし重いしお値段が良いしなので、店頭でぱらぱらと内容を確かめてから購入を決めるのをお勧めします。とはいえ、インタビューは豊富ですし、内容も手堅いので、決してハズレではありません。 ただ……何で飛田さんが居ないのかしら？ ってそのことが悲しくて悲しくて(T_T) それが辛くて仕方なくて、まだあまり読み込めてません……しくしくしくしく。
（9906.17）
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とりあえず20周年春の嵐終了。何かもうほんと怒涛のような有様で、よくもここまでついていったよ自分、と言いますか。これが若さか(笑) |