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機動戦士Ζガンダム
>詩編
夏の花
暑いのか
熱いのか
知れず
火照る意識
記憶はかげろう
頬を伝う汗と が
手の甲を濡らして
白い炎の中
記憶はかげろう
手を伸ばし
触れた指先
したたう滴
その色を映す花片は
見目鮮やかな 赤
白い炎の中
取り残された夏の花と
ひとり
あてどなく彷徨う
記憶はかげろう
(9312.29)
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