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で、DX編って。

 「GX劇場」第5部と感想日記でつっこみそびれたネタです。

■セインズアイランド(#20)
 ハワイとかあのあたりの島なんでしょうか。マイルズ・グッドマンがまんまファーストのカムラン・ブルームですが、この話自体その折のサイド6での上陸休暇的な印象がありますね。これで死んだと思われていたガロードの父が出てくれば完璧でしたが(拘るなぁ)……って、別にガロードの成長を描くのに彼の父は必要ないんですけどね。ほんっとウィッツ一家とフロスト兄弟以外は家族出てこない話だなぁ。──とか思ってましたが、エニルとナーダ・エルとか、カトックと死んだ女房と娘とか居るやん。って皆故人か。

■セインズアイランド札(#20)
 両替で出てきた紙幣。北米では紙幣は使われていなかったようでトニヤは何これ状態。紙幣が流通しているのはそれだけの経済基盤がある証左。しかしその後ウィンドウショッピングで値札を見て「予算オーバー」とか言ってるあたり、それまでの買い物でレートは完璧につかんでいるのがさすが。って金額の問題だから紙幣だろうと硬貨だろうと関係ないけど。

■アイスクリーム(#20)
 デートの定番。ティファに食べさせて貰って、にゃーんなガロードが可愛すぎ。この、何とも初々しいらぶらぶっぷりが良いんだよなぁガロティファは。
 「あれ以上居たらガンダム坊やに殺される」っていうのも、そうだねぇキッド。でもちょっとだけだけど、ティファねーちゃんに甘えられて良かったのかな?

■フリーデンの留守番(#20)
 「(ジャミルと)二人きりにはなれない」サラ。何せ他に残っているのが最大のライバル? である医者なんだからこのシーンはお姉さん大爆笑なんである(^^; ってさぁ、さすがにメカニッククルーとか残ってるんじゃないの? 案外少ない人数で動いてる船だけど、それでも全員出っ払うことはないんじゃ。シンゴ君も居るだろうしさ。

■運命の出会い(#20予告)
 ってトニヤとエニルがかい! とか思いましたが。いやほんと。意気投合っぷりはさすがなんですが。トニヤはいつも本音で強く生きてるとは思いますが、どちらかというと固くて、自分を引っ込めてしまうところのあるサラとは違って、エニルとは自分を出し合えるという意味でツーカーな付き合いが出来るのが良かったと思えたんでしょうねぇ。いやま、店で話してる時点ではエニルもまだ全てを話して居た訳ではないんですが。

■政府再建委員会(#21)
 「新連邦」を目する老人達が集い、過去の妄執が見え隠れする。ヨーロッパは手の内、アフリカはほぼ制圧、アジアは小国にてこずり、北米はバルチャーが徘徊してる無法地帯。「戦争はとにかく金が掛かる」ので、オーストラリアの資源を押さえないという話。そしてやっぱり旧連邦本部は南米にあったのか! と、穴だらけの南米を見て騒いでた戦中派(1stG世代)は多かろう……。

■アイムザット・カートラル諜報総括官
 「私はアレ」さん。あーまた何か分かりやすい妙な名前の人が出てきました。初登場は第十一話。階級はLDのライナーによると大佐。兄弟の上司。政府再建委員会の中では最年少、というか、何でこんな若いのが一人混じってるのか不明。ジャミルとは同世代だそうである。帽子を被ってるシーンが多いが、帽子を脱ぐとその髪型は真田さん。だからという訳ではないと思いたいが、あのDXのGコンのセンスはどうにも謎。

■OPカット変更(#21〜)
 アイムザットの資料に登場したので、タイトルバックがDXのシルエットに変更。ヒゲがついてる〜と放映当時話題になってたんですが、今じゃヒゲと言えば∀だからなぁ(^^; で、このOPにはDXとGX-DVとGX(サテライトキャノン付き)と全部出てるんですね〜。

■襟章(#21)
 感想日記でごちゃごちゃ書いてますが、LDのライナーではカトックも兄弟も大尉になってました。襟章の赤と青って何が違うんだ?

■「死んだ女房の口癖だ」(#21)
 感想日記に書いてますが、ほんと次回予告でこのカトック・アルザミールの台詞聞いた時には何が何やら。でも凄く印象に残るんですよねぇ。そしてその言葉通りか、ポケットに常に飴やガムなどのお菓子を持っているのがどこかお茶目なおっさんなのでした。因みに第二十四話では、「あんた、意外とイイ奴なんだな」と言うガロードに「死んだ女房もそう言ってたぜ!」と返してるのが小気味良いのであります。

■GX-9901(#22予告)
 劇中で何人もが「GX-9900」と型番言ってるからこそ、この型番が通用するんですねぇ。「ダブルエックス」の名を出さずに型番で通すのが何かイイ。設定的には「GX-9901-DX」。第二十一話でアイムザットが見てるファイルの表紙には「ADVANCED TACTICAL MOBILE SUIT SYSTEM CODE : GX 9901 DX」とかって書いてます。
 ところで「Double X」だから「DX」なんであって、「XX」はNG。「ΖΖ」が前例にあって、α外伝「Lolereiの海」でも引き合いに出されてるから無理もないんだけど、大体「XX」言うたらセリカやん←これで「XX」使えないんじゃないの?

■「あの甘さ、長所なのか、短所なのか」(#22)
 「大分てこずっているようだな」「あの世代は、苦手だよ」ここで『苦手だ』ではなく『苦手だよ』って言っちゃうところが可愛いねジャミー。「ま、頑張れよ」とは言ったものの、その後姿を見やって医者が呟く。
 そうだねぇ、長所でもあり、短所でもあるわねぇ。「分かり合える努力はしたい」っていうのは美徳だと思うよ。甘いけど。でもさ、クルーの命を預かる艦長としては、捕虜の所持品検査と監視カメラの設置くらいはちゃんとしとけよジャミー。その甘さは命取りだ。

■「分かってくれる人間が少なくてな」(#22)
 自分は弱いというような話をちゃんとしたのが、カトックに対しての今回が初めてとかじゃないのか? ジャミー。あんた自分のこと話さない人間だもんな。全部自分一人で抱えて仕舞いこんでるだけでしょうが。分かってもらう努力をしてないだけでしょ──する必要もないのかも知れんが。弱さをさらけ出せるのは強いという、カトックの「死んだ女房」の言葉は正しいけど、ちゃんと出せないという点で、やはりジャミルは弱いんだよ。それが良いんだけど。

■「先の戦争でトラウマ背負ったのはNTだけじゃないのと違うか」(#22)
 そりゃ誰でもトラウマ背負って当然ですよカトックさん。そこをNTに拘ってしまうのがジャミルなんですよ。自分でも言ってるけど。この言葉を聞くと、α外伝にカトック不在なのが悔やまれる。金髪サングラス元大佐とか元連邦のエースとかが聞いたら何て反応するかしらねって、多分「……」で終わりだな。
 ……でもな、カトックさん。あんたは先の戦争で妻子持ちの大人だったけど、ジャミルは今のガロードと同じ15歳の子供だったのよ。なんでそんな子供が戦場に居たかって、NTだからってただそれだけの理由なのよ。NTったって、人類の命運握ってもいいような人格者なんかじゃない、ただの子供なのよ。そんな子供に、100億の人類滅ぼすような銃爪を引かせたのは、戦争を始めた大人なのよ。トラウマ背負った15歳がNTに拘ったって無理もないのよ。でも、ジャミルはそうは言わないんだよな。どこまでも、自分一人で背負い込むんだこの人は。カトックが自分一人を憎む、その気持ちも分かるから。
 白いイルカを助けようと船を出すジャミルを、カトックはどんな目で見るんだろう。何かそんなことを考えた。

■「お前が銃爪を引いた、あのコロニーに居たんだよ!」(#22)
 カトックの妻子にサテライトキャノンを向けた、友軍のエースパイロット・ジャミル。同じ連邦の人間が、連邦のコロニーを撃ち落す。「サテライトキャノンを向けられる恐怖」という言葉を投げつけられる時、ジャミルの心中はいかばかりか。
 カトックは連邦軍人として、戦争は否定できない。しかし、敵の革命軍ではなく、友軍のジャミルに憎しみを向けることになるのは、連邦市民を守るべき立場でありながら、彼らに銃を向け、そして地球を滅ぼしかけたから。どういう奴か顔も知らない敵軍の兵士ではなく、英雄として祭り上げられた少年として顔も名前も知っているから、具体的に感情が向けやすいと。今回の任務、ニュータイプ絡みということで気乗りしなかったであろうカトックが、ターゲットはジャミルだと聞いた時、彼には死に場所が見えたように思えたのかも。

■「十五年目の亡霊」(#22)
 15年前にジャミルの載っていたGXを回収して作られたDXを指すカトックの言葉。つーか、メタ視するとGXという作品そのものが「十五年目の亡霊」でもあるんですがそれはさておき。
 「かいしゅう」は「改修」でも良いんですが、「中身は昔のまま」とはいえ、有線接続されていたことからも分かるようにデータの流用が主なので「回収」で充分かとも思いつつ、あの後でコックピットブロック移植してる可能性が高い──って、それも「改修」とは違うような気もする。
 しかし首と左腕のないGXが暗闇にごろん、と力なく横たわるの図と「亡霊」の語感が何とも不気味。でもアレだな、あの第一話アバンタイトルでの戦闘の後GX修理して使わなかったのな(ときた版外伝はその通り)。たかがメインカメラをやられただけなんだが(^^; つーかΖΖじゃ同程度のダメージ食らったMk-2はちゃんと修理して使ってたぞ。

■「英雄……か」(#22)
 自分はそんなものじゃない、という苦渋が滲む声。カトックに「英雄」という言葉を持ち出されて、またしても暗い部屋で15歳の自分の写真を見るジャミル。第十八話では胸元にしまってたじゃん。第四話で写真立てのガラス割れたから、写真立て処分したと思ってたのに新調したのか? じゃなくて、あの時はデッキでGXと向き合うのに持ってきただけとも取れるけど。
 何つうか、ジャミルスキーとしてもこの行動には……分かるんだけど、ちと頭抱えてしまい。写真立てに入れて立てとくってのは、かつての自分と向き合うことを自分に強いているんだよね。でも普段のジャミルはそれとは逆向きなんだけど。だから、かつての自分から目を背けがちだからこそ、わざわざ15年前の写真を部屋に置いて、無理矢理向き合える機会を作ってんだろ? もしそうなら、自分の弱さを分かっていて克服しようとしているというのなら、まだ強くなれるよ、ジャミー。

■月の入り(#22)
 今回、三日月というか月齢5くらいの月なんですが、満月の第十六話で太平洋に出て、第二十話まで一ヶ月だから、第二十二話でそっから二週間くらいってのも時間経ち過ぎって気も。もし三日月なら、月が沈むのは夕方のはずなんですが。深夜にフリーデンが出航して、第二十二話ラストでゾンダー・エプタに入港するのはどう見ても明け方。
 てゆーか、月の欠け方が左右(東西)逆で月齢24くらいなら、あれで良いんですけど。第二十話の満月(と仮定)から10日くらいならまだ良いかなって気もするし、明け方に沈むし。
 ――なんだけど、第二十四話ではまた同じくらいの月が出てて、第二十三話からの流れでいくとこれは日没後のはずなのでやはり月齢5くらいなのか〜よくわからんぞ。

■「明日の夕陽は見れないかもな」(#22)
 ブリッジクルー用のシークレット・コマンド。「明日の夕方に逃亡作戦決行」の意味だそうな。何故1日置いたのか不思議がっていたが、1日掛けて作戦を練れってことじゃないのか? 実際そのための時間は必要だった訳だし。でも1日は掛けすぎで、計画がバレた上に先に逃げられちゃうんだけど。あとはま、ジャミル自身が情報を得ようとしていたのもアリでしょ。
 ただ、先述の「月の入り」を考えるとややこしくなる。サテライトシステムを警戒するなら、やはり動くのは月の入りの後の方がいいはず。となると、月の入りが夕方なら、前回の月の入りが明け方だったのと整合性が取れん。どっちやねん??

■「また死に損なっちまった」(#23)
 部下には先に逃げろと言うカトック(第二十一話)。命令違反の数々も、多分部下の命を守るためで、だから部下は危険な任務でもカトックに忠実に従ってきたんだろうなと。サバイバル能力には長けているようだし。
 それでもカトックが死に場所を探しているのは、ひとえに死んだ妻子を思うが故に。彼が懐から出して見る妻子の写真は、折れ目がボロボロでもう顔も見えない。この傷んで色褪せた写真と、15年前のものにしては綺麗なジャミルの写真の対比。死に場所を探すカトックと、生きることしか考えていないジャミルの対比。

■「守ってやっから」(#23)
 言ったなウィッツ(^o^) でも結局白兵戦始まると男の子と女の子に別れちゃってるのな(^^; サラのバリヤーのおかげか?(多分違う) ガロードに援護してくれと言われるも銃撃に合うのが格好悪いぞウィッツ。生身でも重火器OKなロアビィが格好良いのに。って、ほんとあんたらガンダム乗ってなくても役割同じやね。

■「君のことはトニヤから聞いている。ガロードからも」(#23)
 ガロードってば、エニルのこと話してたんだ。ま、相手が医者だしな。どこまで話をしたのかは知らんが、フリーデンの中で一番人間の事情に詳しいのが医者であることに間違いはなさそうで。

■「NTと言っても普通の人間と変わらん」(#23)
 ティファとジャミル、あれほど憎んでいたNT本人と話をしてみたカトックの感慨。ジャミルが撃ったコロニーの住民は、既に革命軍に殺されていたから、ジャミルがカトックの妻子を殺した訳ではないとティファに告げるカトックだが、ティファは自分もジャミルもそれを知っていたと言う。そりゃジャミルは、自分が撃ったんだからそのくらいの情報は知っているはずだろ、というツッコミはともかく、カトックの気持ちも分かっていたはずで。
 何を信じて欲しいのか、と問うカトックにティファは答える。「人の、心です」って、ティファもこういうことが言えるようになったんだねぇ(i_i)
 それでもカトックは、たかが夢に見たものを、予見した未来として「現実だ」と言うティファの言葉は気に入らない。「未来なんて見えてたまるかよ」そして、ガロードを連れて走り出す。「NTの鼻をあかしてやりたい」って、つくづく格好良いなぁ、おっさん。

■コンテナ(#23)
 DXとティファ、ジャミルを擁してNT研へ向かうアイムザットの艦が牽引していたコンテナ。中身はフリーデンから接収したガンダム3機。小型船で追うカトックとガロードは船を爆破してこのコンテナに移乗するが、アイムザットはコンテナを破壊する。コンテナの残骸に取り付き、離れていく船を見据える二人――で続く、ってのが第二十三話のラストなんだが、そもそも何でガンダム3機だけコンテナで別だったのかは謎。あの大きさの船なら3機くらい楽勝で乗れそうなんだが、と突っ込むのは野暮か。

■「私も未来に逆らうか」(#24)
 未来を変えるために必死に戦う皆の心を感じ取るティファに、ジャミルが答える。ここんとこのティファはちと怖いが気合は入ってるんだよな。うん。
 んで、この直後のジャミルの回し蹴りがっ! ガンダムシリーズ中回し蹴りが一番綺麗なのはカミーユだと信じて疑いませんが、一番格好良いのはジャミルじゃないかと思います。はい。←ほっといてやってください(^^;
 そしてこの言葉を受けたティファが「私も、未来に逆らいたくて」と言うのが可愛くてしょーがありませんったら。前回「私の夢は現実です」のティファとはもう別人なんですね。

■「過ちは、繰り返すな」(#24)
 「戦争もガンダムもお前が生まれる前の代物だ、振り回されることはない。好きにしろ」と言ったカトックの遺言になった言葉。この言葉を胸に、ガロードは託されたDXを手にし、銃爪に手を掛ける。ここでガロードがツインサテライトキャノンを撃った先は、撤退が完了していたと思われるゾンダー・エプタ。ときた版KCではこのあたりの展開が微妙に違うので、興味のある方はぜひちぇき。そういやときた版KCでは、ガロードを殴り飛ばすカトックの「15はもう子どもじゃねぇ!」って台詞もあって、このあたりもちょこちょこ見比べると面白いです。

■「相手はライフルも持っていないんだぞ!」(#24)
 という訳で、DXはバルカンとビームサーベルだけで戦うことに。しかし、8機出てきたバリエントを、ガンダムパンチで1機、バルカンで1機、サーベルで4機(内2機は前後刺し)と次々に撃墜ってのは凄いよガロード。残りの2機も画面に映ってない所で落としているはずだし。うひゃー。
 エアマスターのサルベージをしろとキッドに絡むウィッツ、戦況を冷静に見てその必要はなさそうと言うロアビィ。カリス編での吹雪の中の戦いの時もそうでしたが、頭に簡単に血が上るウィッツと、クールなロアビィってのがちゃんと立ってるなぁと。
 ……そしてエスタルドでしっかりライフルを持ってるDX、作ったのかかっぱらったのか、とにかくキッドを褒めておこう。

■カテゴリーF(#24)
 双生児故に離れていても意思を通わせることが出来るが、フラッシュシステムに対応しないばかりに、フロスト兄弟は「カテゴリーF」とされてしまった。このFは「Fake」のこと。
 上官であるアイムザットに銃を向けるフロスト兄弟。「似て非なるもの」と烙印を押された兄弟の胸中など、彼には想像も付かなかったに違いない。カテゴリーFとされた兄弟を取り立ててやったと思っていたのだから、感謝されても非難される筋合いはなかったのだ。しかし、それこそ兄弟にとっては決定的な悪意に他ならなかった。
 「僕達は次のステージへ上がるよ。君を踏み台にしてね」――これ以降の兄弟の出世街道ときたら赤い彗星も真っ青ですよ。

■新連邦樹立宣言(#24)
 「あの、忌まわしき大戦から15年。ついに今日という日が訪れた。混沌たる戦後は幕を閉じ、今我々の前にあるのは、輝かしき未来である。しかし、世界は未だに一つではなく、多くの混乱が人々の苦しみの根源となっている。だが、その苦しみも今日という日を境に新たな局面を迎えるだろう。我々は死んでいった多くの同胞に約束しよう。あの忌まわしき戦争を二度と起こさぬと。生き残った我々は決して過ちを繰り返さない。新たな秩序が、輝かしき未来をもたらすだろう。私は今ここに、新連邦政府の樹立を宣言する」
 カトックと同じ「過ちを繰り返さない」が入ってるのが最大の皮肉か。演壇に立つブラッドマンと、カトックの亡骸を夕日に染まる海へ葬るフリーデンクルーの絵が交互に入って、この二つの言葉の意味を投げ掛けているのが良い。「我々は死んでいった多くの同胞に約束しよう」で棺が海に沈み、「あの忌まわしき戦争を二度と起こさぬと」でジャミルが一人敬礼して、「過ちを繰り返さない」でガロードという合わせ方が。あ、何気にカトックの棺を見遣るガロードの横顔を見るティファってのが今後の伏線かも。カトックを見送って、ふと顔を上げるガロードの顔がホワイトアウトして、白地の次回予告画面に繋がるのが良いんだよなーってANIMAXじゃ問答無用に切られちゃうんですが。
 どうでもいいがブラッドマン卿を見ると「肉饅頭」という当時の呼び名がついて離れん。

■ガロードの変化
 「ガロードは変わらない。ずっとガロードのまま」(第二十一話)→「そういえばガロード、最近顔が変わってきたな」(第二十二話)→「あの人が、ガロードを変えたんです」(第二十四話)とまぁ、今回はこんな風でした。その裏でちゃんとティファも変わってるのが良いんですよねぇ。


(0112.22/0303.20/0309.04 更新)





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