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GX感想日記


◆03年02月13日(木):GX第八話「あの子、許さない!」@ANIMAX

 エニルの手がガロードに伸びる。それを遮る冷たい銃口。エニルの表情は一度豹変する。今回ほんとキャラの表情が良いです。「一人ぼっちは寂しいものよ」エニルの手の動き、ガロードの顔の赤味、そして銃声。GXは美術と色彩設計もシリーズの他作品とは文字通り色合いを異にしていて好きです。緑色の闇とか、今回のこの一連のシーンの赤い色調とか。エニルが低く呟く「あの子、許さない!」は予告の方が好きかも。

 炎の時計部隊に囲まれたエアマスターに助太刀した謎の飛行機には兄弟が。ウィッツはお宝を預けようと、フリーデンに向うロアビィと合流。中身が金塊だとバレて(毎回量が違うが)「お前のこと殺しちゃおっかな〜」なロアビィがおかし。家族写真を届けたトニヤは、ウィッツの末弟がコロニー風邪で死んだことに触れてしまう。Gガンで出てきたコロニーウィルスみたいなもんか?

 艦長の経過は順調。さすが戦中派。医務室にサラが居たので、立ち去るティファ。医者はサラに「顔、キツくなったな」と。なのにロアビィは「綺麗になった」と軽口を叩いてしまい、サラに詰問されうろたえる。ティファが再訪、医者はひとの気持ちを分かるよう諭す。「大人になるとな、ひとに言えないことを沢山抱えて生きなきゃならん」この艦は医者でもってます。ここで、ロアビィが抱えているものはまだ出てきませんが。

 前回のメンテ屋にまた客が。ガンダム続きで良かったね〜親父。一方ガロードはオークションで最初に落札したおっさんに狙われピンチ。そこを救うのがまたしても兄弟。19歳が15歳にたかってるんで、当時兄弟貧乏説が出たのでした。で、三人でテーブル囲んで、「僕達の美学のために」ガロードは死ぬまでGXに乗れ、という。あにあにの足ってヴァサーゴの腕よろしく伸びるんだろーか。

 その頃、エニルはガロードをおびき寄せるためにフリーデンに仕掛けていた。「逃げて!」と危機を察知してサラに飛びつくティファ、割り込まれて憮然とするもロアビィは奮戦。男の子の本能ですな。兄弟に、GXもフリーデンも関係ないというガロードだが、フリーデンの事を言いふらす情報屋の言葉に反応する。「ガロード・ランは必ず来る」と、炎に包まれるフリーデンを見下ろすエニルが恐い。兄弟は先にガンダムで出て行き、ガロードも「行くしかないのか……行くしかないんだ!」と心を決めて、続く。次回タイトルはついに医者!


◆次回予告

 フリーデンに帰艦したガンダムXに、フロスト兄弟とザコット一味の総攻撃が迫る。力を合わせて戦うガロード達ではあったが、ジャミルの不在が災いし、かつてない危機を迎えるのだった。


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