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GX感想日記


◆03年02月14日(金):GX第九話「巷に雨の降るごとく」@ANIMAX

 炎に巻かれるフリーデンを前に、ガロードの胸に去来するいくつもの場面。まだ、その一歩を踏み出すことが出来ない。辛いね。そして赤い空にXの影が飛ぶ。あー勇者が居るー。「じゃっじゃじゃーん!」と登場するのが、ガロードなりの照れ隠し。可愛いねぇ。今回よく崩れてます。でも決める所は決めてます。しかしエニル恐。

 艦長代理のサラは、湖を見つけてそこへ退避することを決める。ジャミルがサングラスを掛けたまま目覚め、ティファの艦を止めろという意見に同意する。ティファの意見がなくても判断は変わらないとジャミル。分かりやすい罠。

 湖の上に人影。ザコットを持ち上げて艦が姿を見せる。予告で既に騒いだけど、やっぱ笑えるわこれ。ザコットの好きな燃える演出の灼熱の湖。ジャミルに大丈夫だと言われ、ティファを振り向くサラ。医者が怪我人対応で出て行ったのを見て、ジャミーが動く。何故ここでブリッジでなく甲板へ出たのかは、煙とナントカは高い所が好きだからか? あーもうこの電波艦長は手の掛かる患者だ。

 で、今回もガロとジャミーの共同作業。ザコットに対抗したのか湖上に佇むGXが謎だがイイ。ジャミルの「発進」命令で艦を後退させるシンゴ、タイミングを計って信号弾を撃つジャミル。ガロードはサテライトシステムを起動させ、照準用レーザーが届いたのを確認して全速で離脱、4.03秒後に湖にマイクロウェーブが到達し水蒸気爆発が起こる。先の動力炉爆発に対し、こちらは燃え盛る炎も一気に消して環境に優しいかも知れない爆発でした。第2部でのサテライトシステムは、GXを知り抜いているジャミルだからこその運用で。ガロが自分で使いこなせるようになるのは、もっと後のこと。

 そして雨降って地固まる。肩を貸す医者に「すまん」と言うジャミル、ただ微笑む医者。うぎゃー。ランボーだヴェルレーヌだというのが拍車掛けてます。ぁぅぁぅ。でも好きだ。で、兄弟の美学は崖が好きってことですか。ウィッツとロアビィはフリーデン専属になり、○△から急激に進歩したティファの絵でフリーデンの行先が決まる。サラは口紅を変え、少年は少女と〜ってこのラスト、好きだなぁ。ほんと。第3部はついにNT登場。


◆次回予告

 その少年は、雪に閉ざされた街に居た。名もなき人々の心の支えとして、街を守る大いなる力として。少年の名は、カリス・ノーティラス。ジャミルが探し求めていた、ニュータイプである。


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