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GX感想日記


◆03年02月18日(火):GX第十一話「何も考えずに走れ!」@ANIMAX

 カリスの意思を受け、自ら彼の元へ赴くティファ。なすすべもなく見送るしかないジャミル。ガンダムは3機ともメタメタ、パイロットも同様。特にガロードは精神的に参っているのが痛い。ボロボロのGXを見遣り、これ幸いと(違)改良を上申するキッド。承知したジャミルは、キッドと医者に頼み事をする。ドートレスの前で荒い息をつくジャミー……萌え。

 ティファを連れ、カリス凱旋。しかしティファは心を閉ざす。ノモア市長はカリスにティファとの共鳴を恐れ、接触しないように言う。ティファの部屋の前まで来て、彼女の横顔を伺うカリス。「仲間だから?」それだけちゃうねん、君も年頃やっちゅーねん。一方フロスト兄弟は新連邦のアイムザット総括官から補給を受け、「復讐に燃える者」が動き出す。

 ガンダムの整備にメカマン軍団総力戦。次々と倒れるメカマンを診る医者が一番タフかも。すんげぇパーツの山がディバイダーに纏まるのも何か凄いが。しかしガンダムは直っても、ガンダム坊やは沈んだまま。胸座を掴んだジャミルが「話がある」と駆け落ちに(大違)連れ出す。「女一人取られたくらいで」って、あの、オスカー様?(違) 「特別な力なんてないし」というガロードに「特別な力か」と言えるのはジャミルならでは。Gコンはもう必要ないだろう、とガロードの手から奪い、凍った湖面に放り投げる。友人のネタだが、氷の下に落ちたらどうする気だったんだよジャミー(^^; Gコンを取ってくるのに「特別な力は要らん」というジャミルは一人で行ってしまう。ガロードは一歩一歩、氷の上を歩き出す。ジャミルが投げた位置より遠くに落ちてるようなGコンを手にして、喜ぶのは良いけど踊るなよガロ助。氷にヒビが入り、うろたえるガロードの耳に声が届く。「何も考えずに走れ!」足元まで氷が割れたのと、ジャミルの手が届いたのが同時。「俺、走るよ!」良い顔だよ、ガロ助。

 一度医務室に収容されるも太腿にドライバー突き立てて出血させてまで整備を終わらせたキッドと彼を抱える医者に頷いて、ガロードはGX-DVで出撃! は良いんだけどさ。ちょっとこのあたりから作画に不満が。ゲテモノガンダムの前に立つGXもうちょっと格好良くならんのか〜ラストはどうにもずっこけてるように見えちゃうんだけど、これは仕方ないか(^^;


◆次回予告

 捕われのティファを救うため、ガロードは単身フォートセバーンに潜入する。そこで彼を待っていたのは、かつての戦争が生み出した歪んだ憎悪と、カリスに秘められた驚くべき現実だった。


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