◆03年02月19日(水):GX第十二話「私の最高傑作です」@ANIMAX |
で、結局ずっこけるGX。でも天才的な順応性で次第にディバイダーをモノにしていくガロード。UCなら立派にニュータイプ扱いだが、この世界ではそうではなく。撤退するも「負けたと思われたくないんだ!」と熱血る弟、それを庇ってハモニカ砲を喰らう兄は重傷。「痛みは僕にも伝わっているから」とは弟の言。兄弟が去って、先走り掛けるも、今の自分の限界を知るガロードは思い留まる。これが出来るのが凄い。普通パワーアップしてたら先走るぞ。所でGX-DVをパワーアップと見切るの早いよ兄さん。
フォートセバーン市で情報収集をするサラとトニヤ。市民のざーとらしー解説はともあれ、フリーデンは悪役決定。ティファとカリスの写真を見て飛び出すガロードを、ジャミルは「身一つで行け」と許す。ってバギーは身に含まれるのか。見送る医者と艦長の会話が良い。「15歳なんて半分子供だ」「後の半分は、大人だ」二人の見方の違いが端的に出てます。どちらか一方では足りないんです。
潜入話はよくあれど、ガロの能力の高さは中々のもの。お色気姉ちゃんと市長の会話を盗み聴き。「カリスって子は、博士の作品なのでしょう?」「私の最高傑作です」ここで来ましたかこの台詞は。人工ニュータイプっていうのは早い話が強化人間に相応する概念で。旧革命軍の市長の望みは人類の粛清。15年前に失敗したライラック作戦が甦ろうとしている、そこまで聴くも見つかって追われるガロード。
フォートセバーン市に動きあり。窮地と思われるガロードを救おうにも、弟の来襲で二機のガンダムは足止め。そこでジャミルが立ち上がる。
ガロードを感じたか、扉に駆け出すティファ、遮るように立つカリス。この辺のやりとりが、能力者同士の緊張感があったりして。そこへガロードが辿り着く。何でティファの居場所が分かったのかは訊くな、愛の力だ(笑) そりゃ警備が居るってのはあるけどさ。ガロードはカリスに「お前は騙されているんだ!」と市長の話を告げる。だが、カリスは既に知っていた。それならティファも否定すべきだと言うカリスに、ティファは「わたしは、あなたとは違う」と応える。カリスは、市長から「自然環境下でのニュータイプの発生はあり得ない」と言われていたが、それがティファの言葉で否定されてしまったのだ。そこへ銃声が割って入る。復讐に燃えるお色気姉ちゃんの銃口がガロードに向けられた! ──で、続く。
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◆次回予告 |
カリスは、真実を知った。同じ仲間と信じたティファが、自分とは別の存在であることに。その驚愕は、血塗られた過去への後悔を招く。カリスは、ガロードに戦いを挑む。己の贖罪を果たすために。
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