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GX感想日記


◆03年02月20日(木):GX第十三話「愚かな僕を撃て」@ANIMAX

 ガロード絶体絶命。しかし絶好のタイミングで(またかよ)弟機が市街に入り、市庁舎も爆撃に揺れた。ティファがガロードを押し倒すのに、ティファの頭をちゃんと庇ってるガロが良い。改めて騙されていたことを知るカリスに、ガロードは一緒に逃げようと手を差し伸べる。きょとん、とするカリスが可愛い。しかしカリスは動けず、ガロードはティファを抱いて窓から飛び降りた。下に雪積もってて良かったねぇ。二人は弟機と交戦するGXを見る。パイロットは?──そうです。「あの人です」あーもぅ格好良いじゃんよジャミー(T^T) 医者とキッドよありがとう。

 出撃するカリスは混乱していた。自分の全てであった市長を信じられなくなったからだ。それでも今は任務を遂行しようとGXに応戦するが、何せ相手はジャミルだったりするのである。ビットを撃ち落すGXにカリスは驚愕する。相手はニュータイプとは感じられないからだ。ガロードはジャミルがニュータイプだからかと思うが、ティファは「あの人は力を使っていません」と否定する。精神波でコントロールされていても物理的な動きだとジャミルは言い切り、ガロードの目にもその軌跡が「見える!」(『私にも敵が見える!』と何人叫んだか(^^;) 両者が交差した刹那、ベルティゴの動きが止まる。シナップス・シンドロームの苦痛がカリスを襲い、彼は撤退していった。

 Gコンをガロードに返すジャミルって元々あんたの私物じゃん。そしてガロードは市長の真実を皆に話す。ガロードは、市長の事はともかく、カリスとは戦いたくないと言う。自分も力を欲しいと思ったのは彼と同じだからだ。

 シナップス・シンドロームの処置を受け、カリスは市長に向き合う。信じていいのかと。席を立ったカリスはそこでようやく市長の心を知る。ベルティゴを駆り、カリスはガロードを求めた。氷の湖を引き合いに「戦うことが優しさ」だとジャミルに諭されカリスに応戦し、ビットを撃墜するガロード。二機は吹雪の中で斬り合い、GXが勝利する。穏やかな表情のカリスは、弾を抜いた銃を構え、ガロードを待つ。「ガロード、愚かな僕を撃て」ハッチを開け、向けられた銃口に、反射的にガロードは銃を抜いた。戦後世界で生き抜いてきたガロードとしては残酷なまでに当然の行動だった。血に染まった胸、閉じられる瞳。雪原にガロードのカリスの名を呼ぶ声が響く。──次回終幕。


◆次回予告

 人ならざる力を求めた者達が、新たなる戦いを呼び起こした。フォートセバーンに眠るモビルアーマー・パトゥリア、15年の時を越えて復活。ガロードとカリス、二人の少年に、最後の戦いの時が迫る。


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