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GX感想日記


◆03年02月28日(金):GX第十九話「まるで夢を見てるみたい」@ANIMAX

 「私はルチル・リリアント。あなたと同じ時を過ごした、仲間」そうティファは言った。今はルチルに心と体を貸している状態で。ルチルはNTとしてジャミルの指導をしていた女性だった。しかし革命軍との戦いで精神を破壊しつくされ、戦いを憎む心まで利用され、Lシステムに組み込まれていたのだ。Lシステムは周囲の電子機器の動作を止める。そのおかげで先の戦闘で窮地を脱することが出来たのである。この辺NTの能力は便利全開。

 第六話以来の個人的な質問をするサラ。扉の隙間からガロ立ち聞き。単に上官というだけではないように思うサラは、口にしたくない思いもあるというジャミルに頷く。第十六話といい、待つんだよねサラは。ジャミルにGコンを渡すガロード。「今回はあんたが出なよ。あの人も、待っている」良いなぁガロ助。どっちが15歳か分からんぞ。

 ルチルを奪回すべく、マーカス達に仕掛けるフリーデン。「ルチル、今行く!」良いぞジャミー。GビットとLシステム受領に向う艦隊に先行し、兄弟のゲテモノガンダムが現れる。「今日のGXは一味違うね」そりゃそうよ!「本物だもんね」ってトニヤは正しい。いやガロも本物だけどさ。そこへ艦隊からMS隊が発進する。オルクもバカに出来ないというロアビィに対し、ジャミルは敵の姿を見る。「これだけの装備を持っているのは……!」分かるのねこの人には。圧倒的な量で迫られるも、必死に向う様を見てルチルが呟く。「ジャミルは良い仲間を持ったわね」そして、無力化されたLシステムではなく、フラッシュシステムを使おうとジャミルに言う。ジャミルは能力を失っている、しかしそれをルチルが補うというんであるからして〜くぅ。「駄目だ、君と一つになれない!」頑張れジャミル、耳血はどうした。そして二人の力が一つになり、フラッシュシステムが起動する。回収されたGビットが空中に円陣を組み、周囲の敵機を一掃する。「圧倒的じゃないか」我が軍は。な、シンゴ。アイムザットは撤退を決め、機密保持のためにマーカスは弟に消されてしまう。

 ルチルとの別れ。「とても気持ちが良いの。まるで夢を見てるみたい」結局救えなかったことを悔やむジャミルには「私、嬉しかった。大人になったあなたに会えて」と告げて力尽きる。遺言通り海に沈むルチルを見送るジャミルは、一人にしてくれとサラに言う。次はサイド6(違)。


◆次回予告

 人には、運命の出会いがある。補給のために立ち寄ったその島で、トニヤ・マームはそんな運命の出会いを果たす。ひとときの安らぎと友情を交わしたその相手は、かつて、フリーデンに恨みを抱いていた。


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