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GX感想日記


 戦後15年。時代は大きな転換期を迎えていた。ニュータイプという言葉に相反する理念を掲げる新連邦政府と宇宙革命軍。そして、二つの勢力の狭間で、かつて見た未来を信じる元ニュータイプ、ジャミル・ニート。しかし、未来を模索しているのは、彼ら旧世代の人間だけではない。

(第三十六話アバンタイトル)


◆03年03月25日(火):GX第三十六話「僕等が求めた戦争だ」@ANIMAX

 あぁ何とタイムリーな(i_i)

 真っ直ぐジャミル達の元を目指すガロード達だが、兄弟が追ってくる。万事休すと思えたところに、ジャミル達が駆けつける。レオパルドを載せても平気なほどパワーアップしたエアマスターと言うべきか、ついにドダイ代わりと言うべきか(^^; ってΖもやってるけどなー。しかしガロード救援には金を要求するウィッツがロアビィを只で載せてやってるとは(以下略)

 弟の去り際の捨て台詞。「次の戦争は、僕等が求めた戦争だ」兄弟の勝利、を「父子」と替えたくなるのが今のご時世。

 そして再会。ティファとは手を繋ぐのも躊躇してたガロなのに、パーラだとさくっと肩を抱くのな。って本命と相棒の差なんだけど。今までの話をするも、誰もD.O.M.Eについては知らないという。ランスローなら知ってたかもと言うガロードに、ジャミルの思い出話。ランスローに比べ衝撃が小さいようにも見えますが、ランスローはジャミルを撃墜したと思ってたかも知れないとか、いや初めてランスローの話が出た時存分に驚いて3分くらい時止めてたんだよ艦長とか(笑)

 ジャミルを思うティファ達。信じていたものが壊れた時、と口にするカリス。「お前も色々あったもんな」とガロードに言われ、ただ微笑む。3人がNTとは何かを求めつつ世界を見ようとしている所へ、キッドとパーラのドタバタが飛び込む。もっと見たかったなぁ。そしてニューオリンズ基地に身を寄せて、考える時間を手に入れるジャミル、中身はまだ15歳。

 革命軍は演習を名目に軍を動かす。ランスローは呟く。「今度の戦争に、戦後はあるのだろうか」ニコラは再度和平を説くが、反政府思想者として捕まってしまう。一方新連邦の議員達も和平を模索。ブラッドマンだけが戦争を強行しようとしている。議会一つ掌握できないまでもまだ使えると、兄弟はブラッドマンを利する行為に出る。議員らの飛行機を撃墜したのだ。チェストブレイクの名の通り、胸ばーんビィィム(違)のお披露目〜。それを暴露する兄弟の心の闇。たかが19歳に手玉に取られるブラッドマンも所詮小物。降り出す雷雨とか、先の鷹に捕まる鳥の比喩がGXらしい演出か。

 Gファルコン+レオパルドのテスト飛行で御機嫌なロアビィ、恩を忘れるなとウィッツ(^^; そこへ、カリスが新連邦軍が動いたと知らせてくる。兄弟の求める戦争が始まってしまうのか。──続く。


◆次回予告

 戦争を求めるフロスト兄弟の暗躍によって、新連邦政府が動き出した。宇宙革命軍もそれに呼応し、武力衝突は時間の問題となる。戦争という悲しい未来が迫る中、ティファは世界の根源に心を通わせる。


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