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アルジェントソーマ・CDれびゅ〜

音楽:服部克久・DJ K.HASEGAWA(KH-R, KH-R Jr) (*)
HMVにて全トラック試聴可。 CDドラマ「if」

 CDドラマは帯に解説あるし、「if」にはプロデューサー氏の解説あるんですけど勢いで。
 ジャケは北川恵子氏によるコラージュ。お皿はケース内面の図柄をうっすらと載せたもの。


アルジェントソーマ「ザッツ・フューネラル」
ドラマ 菅井えり 保志総一朗 桑島法子 紗ゆり 中田譲治
ビクターエンタテインメント
2001-03-07


by G-Tools


■ CDドラマ「ザッツ・フューネラル」 (VICL-60625/0103.07)
01 Opening Theme
"Silent Wind" (TV Version)
 ちゃんとOPから始まってます。フランクが言葉を話していて、ザルクが全機出撃可能ってことは、どうやらPhase:17-18の間のエピソードの模様。
02 第1話予告 予告付きなのが凝ってるよなぁ。でも予告音声では「ハティとスーと」になってます。
03 第1話「スーとハティと」 脚本:北嶋博明。ハティの外出に付き添うスー、皆に頼まれたものを街に買いに行くんだけど……という話としては定番の展開だけど、そこが良い。どこか楽しんでるイネス、実直なマイケル。スーがやってるゲームのナレのマイケルも楽しくて良いが、それより問題はあのエイリアンだよなー(^^; VHDなんてレアなものを見つけたスーちゃんだが再生機器あるんかいとか、ハティの「お願い」は最強だなぁとか。皆のオーダーも本編絡みだし、マイケルのオーダーの追加の一言も楽しい。あーでもオチはいかにもだなーとか……けど、それが良い。それが良いんだ。やっぱリウはこうでなくっちゃ。あとスーの出自は小説版と共通設定の模様。定番BGMが決まってるんで、音だけで情景が思い浮かぶのがいいなぁ。「Horizon」の、いかにも「やっつけ隊の戦い終わって日が暮れて」的アレンジは本編では未使用っぽい上にサントラ未収録なのが残念。
 このお話の後日談創作「休息する者」(朝貴千鶴さんとの連作)もどぞ(^^)
04 第2話予告 このお話でやっとオペレーターガールズの命名ルールが分かりました。
05 第2話「スカーレットとジョオンとアイと」 脚本:山口宏。給湯室での井戸端話。これもお約束ではあるんだけど、そーだよなー、こうやって肴になるのも役回りだよなーと。ダンが気になるらしいジョオン、リウが贔屓のアイ。リウの顔の好みは、ジョオンは右でアイは左か。おいら正面だな。アイはリウに好かれるとかスカーレットが言ってたが、それってやっぱリウはロリってことですか。否定する気にはなれんが←小説版のオチがまだ後を引いているらしい。しかし予算が厳しいなら割れるカップを使わなきゃいいんじゃというツッコミは無粋か。それこそ、ザルク格納庫のキャットウォークから床まで落っこちても形一つ変わらん材質のカップ(Phase:10)もあるんだしさ、とか何とか。んで、肝心のスカーレットの好みってのはPhase:08にヒントがありますね。
06 第3話予告 一番本編っぽい感じの予告かなー。全員登場してて、内容が本編っぽいからなんですが。
07 第3話「ダンとエレインと」 脚本:山口宏。ダンの妹エレインが、フューネラル本部の見学に来るということになり、にわかに気合の入る面々。これ聴いてるとやっぱダンって正統派なんだなーと。「何だってぇ〜っ!」とか、兄妹の会話とかもえぇですよ。スーの悪戯が思わぬ効果を出して良かったんだけど、まさかギネビアが「行け、フランク!」なんて言い出すとは思わなんだ……ノリのえぇ姉ちゃんだ。イネスもお茶目だしなー、慌てるマイケルが可愛いぞ。んで、リウはあの嫌味を言うために作戦室に来ていたのかと思うとご苦労様である。妙な所で付き合い良くなってきたよなー。「ハティに興味があるの?」とギネビアに言われ、ハティからの問いを挟んで「冗談だろ」と吐き捨てるのが可愛いぞ。そんなこんなでイライラ最高潮だったのに、どうも話数の関係もあってか良い人度の高いリウなのでした。しかしリウの言動は主役だから許されるものであって、脇に回るとこんなヤな奴はいねぇよって感じで。
08 Ending Theme "Horizon"
(TV Version)
 ちゃんとED付き。シングルでのその後の発売予定見てるとCDドラマ2の企画があったみたいなのに、なくなったのが残念。つか、ジャケットの2055年とか2058年とかの年表的記述が非常に気になるんですが〜。←それ言い出すとDVDは見えそうで見えないところがぁぁ。


アルジェントソーマ“if”〜for the future lovers
TVサントラ 保志総一朗 桑島法子
ビクターエンタテインメント
2001-04-21


by G-Tools


■ "if" …For the future Lovers… (VICL-60627/0104.21)
01 Prologue / Takt & Maki #01アバンタイトルのアレ。BGMは本編と同じくサントラI−20.「夢、朽ち果てて」。
02 For the future Lovers
/ 桑島法子
 「すれ違った想いは、いつか…」というこのアルバムのテーマ曲。この桑島法子も悪くない。ピアノが綺麗。
03 a wonderful world (KH-R 'HO213 EX' MIX) */ 桑島法子 原曲のサントラI−16.「a wonderful world  (English Version)」もだけど、このmixも可愛らしい感じでイイです。イントロはうわって感じですが、オルゴール調のメロが入ってから一気に転調して始まるのが気持ち良い。
04 遥かな宇宙へ / Ryu Soma あぁぁぁ、もうっ。こういう人だよこの人は! 解説の「タクト」はNG。BGMは勿論リウのテーマことサントラI−1.「Fatal one : 宿命の人」。
05 Silent Wind (Full Version)
/ 桑島法子
 う〜みゅ。正直、サントラII−23.「Silent Wind (Acoustic Version)」が既にあるんで(これとは歌い方変えてるんだけど)、どうせならマキの「素晴らしき我が家へ」にして欲しかったかなぁ(それじゃ03と被るんだけど)。#02みたいにタクトが途中で入ってくれると嬉し泣きだ(結局それか)。
06 貝がらの夢 / 桑島法子 あー、こんな歌が付くんだと。ハティのテーマことサントラII−22.「無垢の心―Hattie」歌と台詞入り。
07 ΑΠΗΕΝΤΟΣΟΜΑ
(KH-R 'SPR4 ULTIMATE MIX')*
 DJ K.HASEGAWA(KH-R, KH-R Jr)氏による、間違いなくULTIMATEな一曲。アルジェントソーマの音楽で一曲選べと言われたら迷わずこれ。サントラのmixって珍しいのでは。「Unknown」→「麦畑を渡る風(中間部ピアノソロ)」→「The astronauts」→「Silent Wind(Orchestra Version・コーラス部)」という選曲が秀逸。オケとコーラスと打ち込みが渾然一体となってるのが最高に格好良い。
08 星の海へ / Lurii & Kroka #21のアレ。BGMはサントラII−15.「届かない言葉」で、これが正解と思えるほど。本編でのBGMはサントラII−12.「The astronauts」でした。
09 こわれもの〜Fragile / 桑島法子 これも結構はまってるんで、原曲のサントラI−4.「Fragile memory」聴いてても歌詞が浮かぶほど。「For the future Lovers」といい、聴いてると何でマキちゃん死ななあかんかったんやねん、と泣けてくる(i_i) ←お話の都合です。
10 Pilgrimage No.3 この曲の泣きそうな弦の音も良いよなぁ。何気に「Silent Wind」のアレンジ絡ませてあるみたいで、そういう意味ではこれは服部克久氏の集大成かなと。
11 Epilogue / Takt & Maki ……最強。交わされる言葉、嬉しそうな笑い声。あーもう幸せじゃ……ちくしょー可愛いじゃねーかタクト……うにゃーっ。って感じで。聴けて良かった。でもこれ、「if」なんだよなぁ、と思うと何か寂しい。それでも、こういうタクトとマキも居たんだろうかと。あくまでも、「if」だけど。BGMも「夢、朽ち果てて」そのままですし。←いやこれはわざとでしょ。ただま、「声、遠いよ」は本編で散々出てきた「聞こえないよ」の方がぐさっと来たんじゃないかな〜ベタだけど。


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